【八千代市】学長さんは元・エンジニア!子どもたちの新しい居場所・フリースクール「まなびカフェ」。
2025年6月、八千代市緑が丘の駅近くに、心温まる新しい場所が誕生しました。「フリースクール・まなびカフェ」です。ここは、さまざまな理由で学校に行きづらいと感じている子どもたちが、安心して自分らしくいられる“もうひとつの居場所”です。
この場所は、長年技術畑の仕事に携わっていた森学長が、「子どもたち一人ひとりの成長を丁寧に支えたい」という熱い想いから開校しました。森学長は、元々はモノづくりに携わっていましたが、そのキャリアの中で「人を育てること」に強い関心を持つようになりました。
特に、新型コロナウイルスの影響で子どもたちが人と接することに苦手意識を持つようになるのではないかという懸念を抱き、約4年前から「子どもたちが安心して過ごせる場所を作りたい」という構想を温めてきました。そして、その想いを実現するため、私財を投じて「まなびカフェ」を立ち上げたのです。
「まなびカフェ」は、ただ勉強を教える場所ではありません。子どもたちが安心して自分らしく過ごせる居場所です。
さらに、学校や教育委員会との連携により、まなびカフェでの活動は学校の出席として認められます。子どもたちが無理なく学び続け、卒業資格を目指せるのは、とても心強いことですよね。
さらに、最新のAI学習システムを導入しているとのこと。子どもたちは自分の興味や理解度に合わせて効率的に学習を進められ、なんとここで定期テストを受けることも可能なんですって!
また、子どもたちのすぐそばには、親御さんが自由に使えるスペースも設けられています。自分の時間を過ごしながら、お子さんを近くで見守れる、安心できる空間です。
さらに森学長は「まなびカフェ」を、子どもたちだけでなく地域にも開かれた拠点にしたいと考えています。
施設内に併設された「まなびサロン」では、書道教室やワークショップなどのイベントを定期的に開催し、子どもたちが地域の方々と交流できる機会を作っています。筆者が取材にお伺いした日はみんなでホットケーキを作る日。
親御さんも一緒に参加でき、まなびカフェのスタッフとおしゃべりしながら美味しいひと時を過ごしました♪
「子どもたちが利用しない時間帯は、地域の皆さんにレンタルスペースとして活用してもらい、地域の活性化にも貢献したい」とのこと。八千代緑が丘駅前という好立地なので、いろいろな活動で集う場所としては最適。利用内容としては、「子どもが一緒に参加してもOKなものだと大歓迎!」とのこと。
「誰一人取り残さない」というSDGsの目標を掲げ、子どもたち一人ひとりの個性を大切にしながら、地域全体で子どもたちを育む「まなびカフェ」。8月は、親子で楽しめるイベントが盛りだくさんです!
- 8月24日(日) 13:30〜15:00 書道体験(華書道教室 鈴木先生)
- 8月28日(木) 10:30〜12:30 夏祭り
- 8月28日(木) 13:00〜15:00 お話し会(不登校を支える会)
- 8月29日(金) 10:00〜11:30 アートセラピー体験(アートセラピスト 清水先生)
見学会、といってもちょっとハードルが高いと感じる方は、まずは誰でも参加OKな8月のイベントにぜひ足を運んでみてくださいね!
「フリースクール・まなびカフェ」はこちら。