【習志野市】アイーン狛犬だけじゃない『菊田神社』には見どころがいっぱい!
一度見たら忘れられない「アイーン狛犬」と、色鮮やかな季節ごとの御朱印で有名な『菊田神社』は習志野市津田沼にある神社です。
鳥居をくぐると、まず「アイーン狛犬」が愛嬌のあるお顔で参拝客を迎えてくれます。
アイーン狛犬の向こうに、珍しいもう一対の狛犬があります。典型的な台座に鎮座した狛犬ではなく、獅子山の頂上に親の狛犬が、そして険しい岩々の下に這い上がろうとする子狛犬がいます。
子狛犬が這い上がってくるのを厳しくも見守る、親の狛犬の姿です。
木造に銅板瓦葺き屋根の、どっしりとした風格の拝殿の前に立つと、自然と厳かな気持ちになります。
拝殿の横には「神輿庫」があります。
こちらには七年祭りの際の御神輿が格納されています。説明板によると、この御神輿は平成7年に製作された物だそう。
七年祭での役回りは「叔父」です。細部にわたり丁寧かつ見事な装飾の御神輿は、神々しい神威を感じます。
風情のある風鈴と絵馬の小道は、隣接する「菊田水鳥公園」へと続いています。
水鳥の池では鳥たちがのんびりしている様子が見られます。泳いでいる鳥もいれば、羽根を休めている鳥も。
この「菊田水鳥公園」には一羽だけ、特別に大きな鳥がいます。専用の鳥小屋も備えられています。
鳴き声もひときわ大きいです。この池の人気者なので、元気で長生きして欲しいですね。「ガーコちゃん」と地元の人は呼んでいるようです。
ガーコちゃんにも、その他のかわいい水鳥たちにも、エサをあげたくなる気持ちはそっとしまっておいて下さいね。
公園の隣にあるのでペットのお散歩道にちょうど良いかもしれませんが、御神域に入らせて頂いているという気持ちをどうぞ忘れないように。
年末年始の参拝時に、お守りやお札をお炊き上げして頂く際も、納められる物とそうでない物がありますので気をつけたいですね。
大きないちょうの木の下に、社務所があります。こちらでお守りや御朱印を頂くことができます。
御朱印帳は大きさが大小ありました。こちらは小さい方で色は3種類。
こちらは大きい方で色は2種類。どれもアイーン狛犬が描かれており、こちらも思わず笑顔になる御朱印帳です。
12月の御朱印はうさぎ年ならではのうさぎが描かれた一枚。鮮やかな煌めきの文字が美しいですね。
こちらはアイーン狛犬が一生懸命、年越しのお餅を準備している一枚。「来年も良い一年でありますように」と温かな気持ちになります。
社務所にお伺いしたところ『菊田神社』では年越しの大祓は執り行っていないとの事でした。
駐車場もありますが台数に限りがありますし、京成津田沼駅からも徒歩5分なので、天気の良い日は歩いてのご参拝もオススメです。年末年始や御朱印をご希望の方は(書き入れには時間がかかることも)、暖かい格好で、時間と心の余裕を持ってお出かけ下さい。
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