【八千代市】八千代中央 高架下のパン屋さん「La scene des reves Bell(ラ セン デ レーヴ ベル)」
東葉高速鉄道八千代中央駅から徒歩約6分の場所にある「La scene des reves Bell(ラ セン デ レーヴ ベル)」。線路の高架下というちょっとユニークな場所に佇むお店です。
特徴的な赤いひさしの上には、手書き風文字でフランス語の店名「La scène des rêves Bell」と印象的に掲げられています。木製の看板には、「天然酵母のパン」と書かれており、お店のパンに対するこだわりも伝わってきます。
大きな窓から差し込む陽光が気持ちの良い店内。そこには、所狭しと並ぶ多種多様なパンたち。どれにしようか迷い、選ぶワクワク感が止まりません♪
定番の食パンやバゲットはもちろんのこと、おかずパンやスイーツ系パンも充実。
お店のInstagramでは、魅力的なパンの紹介が随時UPされています♪
「ベルパン」なんて呼び名がある、地域の人に愛されているこのお店。実は長い歴史のあるお店です。1978年に店主である鈴木さんのお父さんが船橋で創業。2008年に八千代に移転してきました。
「創業当時は、まさか八千代に移転するとは夢にも思っていませんでした」と語る鈴木さん。2004年頃、この土地に出会い移転を決意。「移転当初は不安もありましたが、商工会議所さんや東葉高速鉄道さん、地域の皆さんの温かい応援に支えられました。」と振り返ります。
そんな鈴木さん、創業当初から家業を手伝ってはいたものの、学生の頃はやりたい事は他にもいろいろありました。しかし19歳のある時、お店に大きな仕事が舞い込みます。「これは自分も本腰を入れて手伝わないとならない」と気持ちを切り替え、本格的に経営に関わるようになりました。
創業者のお父さんから「お客様に喜んでもらえるパンを作る」という想いも受け継ぎながら、自分の世界観もしっかりお持ちです。
「パンは嫌いじゃないし、好きですよ。でも”私の人生”とか言うつもりはないんです。商売道具かな。」と意外な事を口にする鈴木さんですが、よくよく話を聞くと、自分の手から生み出されたパンがカタチとなり、美味しいだろうと思って店頭に並べたパンを「これ、美味しかった〜」と喜んでくれる事にこの上ない喜びを感じると言います。
パンに対してクールなようで、実はとっても熱い思いを抱いている事がとてもよく伝わってきました。
待ちに待った春の訪れ。テラス席もあるので暖かい日差しの中で、焼きたてのパンをほおばりながら、お出かけ気分を味わうのもいいですよね♪取材時、一人の女性がいたので「よく来るんですか?」と聞いたら「職場が近いので、よく来るんです」との事。
「ここのたまごサンドイッチ(特濃卵の極上たまごサンド)が好きで、あるといつも買っちゃいます〜」と食べながら嬉しそう。ふわふわの食パンに挟まれたボリューミー過ぎるたまごフィリングがはさまれたこのサンドイッチ、筆者も大ファンです♪
ちょっとした差し入れや手土産には、ラスクはおすすめ。もうすぐやってくるホワイトデーのお返しにもぴったりですヨ♪地域に愛され続ける「ベルパン」で、ぜひお気に入りのパンに出会ってくださいね♪
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