【習志野市】親子2代の温かな味が響く町中華のお店「紅鶴樓」は実籾で愛されてなんと54年!
京成本線・実籾駅北口から徒歩約5分、昭和47年(1972年)の開業以来、地域のお腹と心を満たし続けている町中華のお店「中国料理 紅鶴樓(こうかくろう)」さん。かつて東習志野エリアに大きな工場がまだあった頃、周辺は「実籾の銀座通り」と呼ばれ、多くの飲食店や買い物客で賑わっていた時代があります。その頃から街の移り変わりをそっと見守り続けてきたお店です。

■独学で築いた味をお客さんが磨いてくれた
お店はご主人・奥様・ランチタイムは息子さんの3人体制。ご主人は今年の9月で80歳を迎えられます。実は意外なことに、最初からどこかの中華料理店で本格的な修行をされたわけではないのだそう。かつては船橋の中華の名店・東魁楼の工場でシュウマイや餃子、ラーメンの麺などの製造に携わり、その後、近隣店舗でのチーフ経験や、テレビ・雑誌・書籍などを通じて独学で技術を会得しました。

「開業当初は自信がなかったね。」と謙遜するご主人ですが、その真摯な姿勢と美味しさは地元の評判となり、多くの常連さんに支えられながら、半世紀もの歴史を紡いできました。「会社帰りのお客さんがたくさんきてくれたから腕も上がったのかな」、と振り返ります。

そして現在、お店を共に支えているのが息子さんです。地元で育ち、高校卒業後に幕張の「香港飯店」や船橋の「東魁楼」といった名だたる名店で腕を磨いてこられた経歴の持ち主。店主様も「腕は自分より良い」と太鼓判を押すほどの実力です。

■長年変わらず愛される、ほっとする定番メニュー
紅鶴樓さんを訪れたら、ぜひ味わいたいのが、長年愛され続けているお馴染みのメニューです。ランチタイムにはセットメニューが人気ですが、単品メニューをランチタイムから頼めるのも嬉しいところ。

夜の時間帯に特に人気が集まるのは、ジューシーな「酢豚」や、スタミナ満点の「レバニラ」。そして、常連さんが必ずと言っていいほど注文する定番の「チャーハン」や香ばしい「焼きそば」です。

他にも、中華丼、ラーメン、エビチリなど、どれを選んでも間違いのない、どこかホッとする深みのある味わいに出会えます。

取材で訪れた日は複数名でしたので、いろいろ頼んでみました!
・酢豚
・エビチリ
・焼きそば
・炒飯
・セットメニュー3番(ラーメン+中華丼)
長い年月の間、お客さんに愛される基本的なメニューの傾向が変わらないことこそ、地域に愛され、ブレない美味しさを守り続けている証拠です。
■時代が変わっても、ここにある温もり
開業当時に比べ、周辺の環境や客層も少しずつ変化し、現在は地域の高齢化や来客数の減少といった現代ならではの課題にも直面されています。平日の夜などは営業時間を工夫しながら、常連さんの笑顔のために暖簾を掲げ続けています。お腹も心もいっぱいに満たされる一皿を味わいに、ぜひ足を運んでみませんか?













