【習志野市】体力に自信がなくてもOK! 習志野発祥「ユニホッケー」が世代を超えて愛されるワケ
習志野市で40年以上もの歴史を持つスポーツがあることをご存知でしょうか?それが、アイスホッケーやフィールドホッケーを基に、誰もが安全に楽しめるよう考案された「ユニバーサルホッケー」、通称「ユニホッケー」です。
「いつでも・誰でも・どこでも・いつまでも」
習志野市のユニホッケーの歴史は長く、その普及を支える協会は40年以上の活動実績を誇ります。その中で、「東習ユニホッケークラブ」の始まりは、東習志野学童保育クラブの先生が、子供達の体を動かす活動として、キックベースやサッカーと同様に室内外でもできる手軽で安全な「ユニバーサルホッケー」を取り入れたこと。ユニホッケーが掲げる「いつでも・誰でも・どこでも・いつまでも」という信念を体現する、地域に根差したクラブとして活動しています。
ユニホッケーは、1チーム6人制で、プラスチック製のスティックとボールを使って行うスポーツ。身体接触を避けながら相手ゴールにボールを入れ、年齢や経験に関わらず誰もが安全に楽しめるよう工夫されています。体育館など屋内で手軽にできる点も大きな魅力です。
「東習ユニホッケークラブ」では、毎週土曜17時〜21時に東習志野小学校体育館にて年齢の垣根を越えて幅広い世代が一緒にユニホッケーを楽しんでいます。キツイ筋トレばかりなのでは?いいえ、そんなことはありません。準備体操・柔軟体操・基本練習で体を慣らしたら、試合形式の活動が始まります。
練習時間の間、小学生の子供たちはトレーニングを兼ねた遊びもやりつつ、身体能力やチームワークを自然と育んでいます。
残念ながら、現状では小学生高学年の参加は少ないという課題もありますが、ユニホッケーの楽しさを広める活動は続けられています。
中学生以上の大人は、競技として、あるいは健康維持のために、それぞれの目的でプレイしています。年齢が上がるにつれ参加者も増えるそうで、まさにいくつになっても楽しめるスポーツであることを物語っています。
ある保護者の方は、「15年くらい前に娘が地域のスポーツ体験会でホッケーと出会いました。最初は見ているだけでしたが、誘われてやってみたら、今では自分の方が夢中かもしれない」と語ります。このような親御さんは非常に多く、子供と一緒に始めたつもりが、いつの間にか自分の方が夢中になっている・・・ユニホッケーあるあるなんだそうです!
練習や試合の合間のインターバルは、子どもたちとって大事なおしゃべりタイム。保護者の方々は子育てや地域の情報交換の場としても活用しています。子供たちと大人たちが共に汗を流し、笑顔を交わす光景は、とにかく楽しそうで「自分もやってみようかな」という気持ちにさせてくれます。
また、ユニホッケーは、特別な高価な道具を必要としないため、金銭的な負担が少ない点も大きな利点です。誰もが気軽に始められ、継続できるスポーツとして、保育園児から高齢者まで、まさに「いつまでも」楽しめる生涯スポーツ。
習志野市ではユニホッケーの大会が定期的に開催されており、2025年6月8日に「第21回習志野市ユニバーサルホッケーオープン大会」が開催。日頃の練習の成果を試す場であり、他市からもチームがやってきます。大会に向けて目標を持つことで、モチベーションも高まりますね!
「体力に自信がないけれど、何かスポーツを始めたい」「子どもと一緒に体を動かしたい」「新しい仲間を見つけたい」という方、現在、「東習ユニホッケークラブ」では、新規会員を募集中とのことですよ!経験豊富なメンバーが丁寧に教えてくれるので、初心者の方でも安心して始めることができます。まずは一度、クラブの雰囲気を肌で感じてみるのも良いかもしれません。見学や体験も大歓迎とのことなので、ユニホッケーの楽しさを実感しに、気軽に足を運んでみては?(問合先:高橋さん)
「習志野市立東習志野小学校」はこちら。