【習志野市】行ってきました♪「美術品で顧みる習志野文化ホールinモリシアホール」会期は23日(日)まで!
2025年2月19日(水)から、モリシアホールにて「絵画展 美術品で顧みる習志野文化ホール2025 inモリシアホール」が開催されています。20日の夕方、筆者も会場へ足を運んでみました。3月末で閉館となるモリシアホールでの最後の開催ということもあり、初日から多くの人が訪れていたようです。
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画像提供:習志野市文化スポーツ振興財団
習志野文化ホールは、長年市民に親しまれてきた文化施設ですが、老朽化などもあり長期休館中。モリシアホールで開催されている絵画展では、習志野文化ホールに飾られていた絵画や美術品が展示され、その歴史を振り返ることができます。
モリシアホールに到着してまず目に飛び込んできたのは、習志野文化ホールの歴史を物語る数々の写真パネルでした。
建設工事中の写真や、オープン当初の広報習志野など、遠い昔の写真パネルに、思わず足を止めて見入ってしまいました。
展示されているのは、絵画や書、写真に版画、この会場に運び込めないステンドグラスなどの写真など、多岐にわたります。
一点一点丁寧に鑑賞しましたが、意外にも見覚えのある作品は少ないイメージ。考えてみれば、当時はコンサートや演劇を楽しみに訪れたり、コンクールなどでステージに立つために訪れていたため、館内の芸術作品をじっくり見た事がなかったのだと気づきました。
同時に、コンサートチケットを持っている友人が来なくて不安になった時の気持ちや、出番を待っている時のどきどきした気持ちなどが思い出され、なんだかとても懐かしい気持ちに。
(見覚えのない作品であったとしても)展示されている作品の素晴らしさや、見応えのある作品の多さから、改めて習志野市の文化レベルの高さを感じました。そんな中でも、この絵に見覚えのある方は多いのではないでしょうか。緞帳の原図となった絵画です。
ステンドグラスなどは運び込めないので、写真パネル展示です。
花の実園の皆さんによる力作2点も展示。これらは習志野文化ホール長期休館前最終日に行われた「習志野文化ホール特別企画」の一環として制作されたもので、ステンドグラス「三貴人」をちぎり絵で。
こちらは「客席から緞帳を望む」です。
モニターでは、旧習志野文化ホール デジタルジオラマを放映中。懐かしい空間が、この画面の中に甦ります。皆さんは文化ホールにどんな思い出がありますか?
ちなみに今回の展示会で一部の作品が即売されていましたが、初日と2日目の午前中で完売してしまったんだそう。販売価格を聞いたところ、「この絵がこの値段で買えたんですか?」と驚くほどで、初日に行けばよかったと後悔。
主催の方にお伺いしたところ、飾られる場を失ったこれらの作品は、一旦市役所の芸術品を保管する場所へ格納されるそう。その後は市内の公民館やその他の場所で展示されるかどうかはまだ未定のようですが、見られる機会が増えるといいですよね!
習志野文化ホールの歴史と文化を振り返る、貴重な機会です。5日間の限定開催ということもあり、会期は残りわずかですが、ぜひ足を運んで、習志野文化ホールの記憶を辿ってみてください。
ちなみに「当時」の習志野文化ホールパンフレット、いただけました。中を開くと黄ばんでいる箇所があったりして、歴史を物語っています。在庫限りかと思うので、どうぞお早めに!
◇絵画展 美術品で顧みる習志野文化ホール2025 inモリシアホール◇
- 会期:2025年2月19日(水)~2月23日(日)
- 会場:モリシアホール
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