【八千代市】壊れたおもちゃに再び「命」を。毎月第1日曜日、イオンモール八千代緑が丘にて開院しています。
「大切にしていたおもちゃが、動かなくなっちゃった……」 お子さんの悲しそうな顔を見て、胸を痛めた経験はありませんか?船橋・八千代・習志野エリアを中心に活動する「ふなばし おもちゃの病院」は、そんな家族の強い味方です。

今回は、八千代緑が丘イオンモールでの活動に密着し、代表の辻院長に、活動の原点から現在に至るまでのお話を詳しく伺いました!

この活動の始まりは、辻院長が定年を迎える半年前のことでした。「定年後、何をしようか」と模索していた辻院長は、一つの道を見つけます。それは「おもちゃドクター養成講座」。辻院長は総武線に揺られて、東京の中野へと通いました。中野サンプラザ近くの施設で専門知識を学び、「おもちゃのドクター」としての修行の日々を経て2006年、ご自宅に看板を掲げました。

たった一人での「開院」でしたがそんな辻院長のもとに、心強い味方が現れます。それは、同じ「おもちゃドクター養成講座」で受講した人々。

同じ志を持つ講座の仲間たちが合流し、一人では限界があった修理も、プロフェッショナルな仲間が集まることで、より多くの「患者さん」を救えるようになりました。

会場でドクターたちが広げている工具セット、実はすべてドクターたちの自前なんです。 「新しい工具を手に入れたから試してみよう」「この道具は便利だよ」と、ドクター同士で情報交換を楽しむ姿は、まるで少年のような遊び心に溢れています。

現在持ち込まれるおもちゃの90%以上は、説明書や保証書のない海外製。それでもベテランエンジニアとしての経験を頼りに、「音が悪いのはここが原因かな」と、手探りで不具合を特定していきます。

また、最近では女性ドクターも大活躍! メカニックな修理だけでなく、ぬいぐるみなどの「裁縫系」の修理も丁寧に引き受けてくれる体制が、多くの利用者から信頼されています。

辻院長が何より大切にしているのは、「直った時の子供の笑顔」。そして、その体験が親子にとってかけがえのない学びになることです。 「お父さんやお母さんが一生懸命に直そうとする姿、そして再び動いた時の驚きや喜びを親子で共有してほしい。それは、お子さんにとって”物を大切にする心”を育む、学校では教わることができない素敵な教育になるはずです」と辻院長は語ります。

「もう動かない」と諦めていたおもちゃも、ドクターたちの魔法の手にかかれば、また元気に動き出すかもしれません。 動かなくなってしまった大切なおもちゃ。捨てる前にぜひ一度、ドクターたちに会いに足を運んでみてくださいね!

- 住所
- 八千代市緑が丘2丁目1−3






