【八千代市】老若男女が笑顔で楽しむ「絵てがみふうせん」作品展、ほっこり大和田にて開催中!
「ヘタでいい、ヘタがいい」を合言葉に、温かい交流と豊かな表現を通じて地域に親しまれているボランティアグループ「絵てがみふうせん」が、八千代市福祉センター1階のコミュニティスペース「ほっこり大和田」で作品展を2025年11月4日まで開催中です。

会場には、メンバーが心を込めて描いた力作の数々が壁一面に飾られています。日本の四季が本当に豊かであることに、改めて気付かされます。

色とりどりの絵てがみと、グループの皆さんの笑顔で溢れる空間にいると、こちらも思わずにっこり。 「絵てがみふうせん」には約40人弱のメンバーが在籍し、常時30人規模で活動しているとのこと。

特筆すべきは、その年齢層の幅広さです。以前は20代の留学生も在籍していたこともあるそうで、上は80代前半まで、多世代が一緒に割り箸ペンを握ります。

卒業した留学生は、AIでも絵手紙に取り組み、日本の四季や行事を題材にした作品づくりを通じて、日本語コミュニケーション能力が飛躍的に向上したと喜んでいたんだそう。ここは、単なる制作の場に留まらず、言語習得や文化交流の場としても機能しているのです。

今回の絵手紙展は10回目を数え、グループの活動は毎月第三土曜10時から行われています。絵てがみを通して仲間との交流の場にもなっており、高齢者の社会参加を促し、孤立を防ぐコミュニティとしての役割も果たしています。

講師の上城慶子先生(80歳)は、元々専業主婦でしたが、旦那さんから「何かやったら?」と言われ、近所の絵手紙教室へ行ったところ、その先生が素敵でそのままその日に入会し、今日まで続いています。生徒さんへの思い「みんな笑顔でいいね うれしいね 今日も楽しい一日をありがとう」がしたためられていますが、この気持ちはこの教室に通う皆さん共通の気持ちのようです。

「実家の母へのコミュニケーション手段として始めた絵てがみが思いのほか喜んでもらえて、今日まで続いているんです」と笑顔で語るメンバーも。

上城先生ご自身の作品展示は、実は今回が初めてなんだとか。「これまではみんな(生徒)のを優先して掲示してあげたくて。月に一回の教室が気がつけば15年経っていました。続けられた理由はみんなの喜ぶ顔が嬉しくて。」という先生の心温まる想いがあります。

会場には「絵てがみ体験コーナー」も設けられていますよ!「実はやってみたかった」という方も多いのではないでしょうか。初めての方も気軽に割り箸ペンを手に取り、絵てがみの楽しさを体験できますので、ぜひこの連休は「ほっこり大和田」へ足を運んでみてくださいね!

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