【習志野市】習志野シティFC、秋津2-0で勝利! 歓喜と、そして寂しさが交錯したホーム最終戦
2025年9月21日、秋津の第一カッターフィールドにて習志野シティFCのホームゲーム最終戦が開催されました。この日の試合は、美しく整えられた天然芝グラウンドで、公式戦を戦う最後の一日。
「秋津最終戦」と銘打たれたその言葉には、選手、そしてサポーターの、この場所への感謝と、別れを惜しむ寂しさが込められていました。選手たちは「絶対に負けられない」という強い気持ちで臨みます。

画像提供:習志野シティFC
サポーター応援団「Familia de NARASHINO」は「篠原にならえ」という新たな横断幕を掲げて選手を応援。スタジアムは、歓喜と寂しさという、相反する感情が交錯する不思議な熱気に包まれていました。
この記念すべき試合を盛り上げたのは、習志野シティFC公式応援アイドル「N-Spirit」と、オービックシーガルズのチアリーダー「SEA-Cheer」です。「N-Spirit」はなんと初の一般向けパフォーマンス!緊張しながらも、笑顔で会場を和ませました。
一方、SEA-Cheerは6人のメンバーパフォーマンスで観客を魅了。同じ「習志野から日本一へ」を掲げる両チームの相互応援は、地域スポーツの素晴らしい形を見せてくれました。
試合前半は、両チームから指示の声が響きわたり、選手たちは互いの動きを注視。激しい攻防が続くもののゴールは生まれず、0-0でハーフタイム。後半に入ると、観客席の熱気はさらに高まり、子どもたちの応援にも熱が入ります。
そしてその思いが届いたかのような、2つのゴールが!パス回しによる先制点は菅選手、山下選手、栗原選手とパスが繋がり、最後はキャプテン光嶋選手がシュート!
待望の力強いゴールを決め、監督の元へかけよる選手達。
どうしても取りたかった1点を、ようやく決めることができました!
さらなる2点目は、個人の突破力で掴み取ります。後藤選手からのパスを受けた芦沢選手が相手チームの選手に倒され、自らPKを成功させました!
チームメイトと喜びをわかちあう芹沢選手。
試合後、グラウンドキーパーの鎌田さんへ、感謝の気持ちを込めてチームからユニフォーム、ファミリアからは応援マフラータオルが贈呈されました。鎌田さんは歴代サッカー日本代表監督、代表クラス選手からも声がかかるほどのレジェンド的存在。
この素晴らしい天然芝のグラウンドが、鎌田さんの尽力によって生み出されてきたことを忘れてはなりません。この場所への感謝と、そして別れの寂しさを、改めて心に刻む一日となりました。
ちなみにこの日はチームのムードメーカーでもある山下選手の誕生日でもありました。おめでとうございます!
年内の試合は残り3戦。すべてアウェイゲームとなりますが、現地で応援できない分も、気持ちだけでも選手たちに届けたいですね。最後まで上を目指し、戦い続ける選手たちを、これからも応援していきましょう!
「第一カッターフィールド」はこちら。