【八千代市】雨粒も、桜の花びらに変えて。中学生たちが描いた「未完の傑作」新庁舎仮囲いウォールペイント活動報告
2026年年3月20日、八千代市役所の新庁舎建設現場が、一日限りの巨大なキャンバスに生まれ変わりました 。市内3つの中学校(大和田中、東高津中、萱田中)の美術部員たちが集まり、約54メートルもの真っ白な仮囲いに「桜」を描くアートイベントが開催されたのです。

あいにくの空模様で、途中で雨が激しくなり惜しくも中断となってしまいましたが、そこには雨をも吹き飛ばすような、生徒たちの情熱があふれていました。

イベントはまず、新庁舎建設現場の建物内で行われたセレモニーからスタート。


各校の代表生徒たちが、これから描く作品のテーマやデザインについて発表。


1月からワークショップを重ね、講師のアーティスト(林美蘭さん、わかばやしかよこさん)の指導のもとで練り上げてきた想いを、しっかりと力強い言葉で伝えてくれました 。

発表を終えた一行は、いよいよ外のキャンバスへ。市長による「ファーストスタンプ」が押印され、ペインティングが始まりました 。

この日は中学生だけでなく、特別支援学級の生徒さんも参加。多様な個性が集まって一つのものを作り上げます。

朝から降ったり止んだりの天候でしたが、作業開始後に雨足も次第に強くなり、現場には不安な気配が立ちこめます。

できるだけ作業を進めようとレインコートを羽織り頑張る生徒たち。

最終的に安全を考慮して苦渋の中止判断が下されましたが、雨に濡れた未完成の壁画は、完成された絵画とはまた違う力強い生命力を放っていました。

この場所は、4月2日・3日に開催された「2026全国さくらシンポジウム in 八千代」に向けて、街を彩るPRスポットになる予定でした。たとえ「未完」であっても、そこには生徒たちが地域を想い、仲間と協力し合った確かな時間が刻まれています。

そして後日、心温まるニュースが届きました。あの日、雨で描ききれなかった想いを繋ごうと、市役所の職員さんたちも手直しに協力してくれたんだそう。

画像提供:八千代市役所
新庁舎という街の新しいシンボルができる過程で生まれた、このウォールアート。生徒たちの瑞々しい感性と、それを見守り支える大人たちの優しさが重なり合う、地域の絆を感じるプロジェクトとなりました。

画像提供:八千代市役所
参加した生徒の皆さん、そして協力して取り組んだ関係者の皆さん、雨天にも関わらず素敵な景色を届けてくれてありがとうございました!完成するのはもう少し先になりそうですが、今から楽しみです!

- 住所
- 八千代市大和田新田312−5






