【習志野市】1年間にたった4日間のみ開かれる秘密の森「習志野の森」開放日レポートお届け、次回は2026年3月!

習志野市泉町にある、普段は鉄の門に閉ざされている「習志野の森」。年に数回しかない貴重な「森の開放日」が、2025年11月1日(土)に開催されました!秋晴れの心地よい一日、森の奥深くまで探検した様子をご紹介します!

ならしののもり森の開放日

午前11時頃、森の入口に到着すると、普段閉まっている鉄の門が大きく開かれ、「森の開放日」の旗が立っていました。

ならしののもり森の開放日

まず出迎えてくれたのは、活動を主催する「習志野みどりの会」の皆さんによる受付です。

ならしののもり森の開放日

ここでは、森の歴史と未来を伝える案内の紙と、裏面が「習志野の森 たんけんマップ」になっている便利な地図をいただきました。

ならしののもり森の開放日

このマップを手に、森の探検スタートです!

ならしののもり森の開放日

森の中を進むと、子どもから大人まで楽しめる様々なアクティビティが展開されていました。

  1. プラレールコーナー:自然の中で電車遊びができる人気のコーナー。こちらのプラレールは市民の方々からの寄贈なんだとか!

ならしののもり森の開放日

  1. ワークショップ:「秋の森で見つけよう」をテーマに、落ち葉や木の実などの「秋の宝もの」を集めて、オリジナルのカードを作るネイチャークラフト体験(有料)。

ならしののもり森の開放日

  1. ハンモック:木漏れ日の中でゆったりと揺られ、森の癒やしを満喫できます。

ならしののもり森の開放日

足元に目をやると、クヌギの実が落ちていたり、木々の合間から差し込む光が幻想的な表情を見せてくれたりと、手つかずの自然を全身で感じることができました。

ならしののもり森の開放日

ただし、自然そのままの場所ゆえに、枯れ枝の落下などには注意が必要です。

ならしののもり森の開放日

この森の探検で特に印象的だったのは、単なる自然の森ではない、歴史を伝える側面でした。森の奥には、かつて軍の施設、具体的には動物実験の基地があったとされる、その歴史を伝える慰霊碑がひっそりと建てられています。

ならしののもり森の開放日

訪れた際には、習志野みどりの会の方による詳しい説明を聞くことを強くおすすめします!当時の建屋の跡らしき場所も確認でき、歴史の重みを感じる貴重な機会となりました。

ならしののもり森の開放日

また、この森はニホンタンポポの発生地でもあり、習志野みどりの会の方々が大切に育てていく活動の目印があります。

ならしののもり森の開放日

足元には小さなタンポポの葉も。春にはここに、鮮やかな黄色の花が咲き誇るだろうと想像が膨らみます。

ならしののもり森の開放日

筆者の滞在時間は短かったものの、自然観察や歴史探訪を通して、とても充実した時間を過ごせました!他にも音楽イベントやおはなし会、野鳥のエサ台取り付けなどのアクティビティもあったようです。

ならしののもり森の開放日

習志野の森は、自然、歴史、そして楽しい体験が詰まった、他にはない魅力的な場所です。次回の一般開放日は、来年3月に開催予定とのこと。ぜひこの貴重な機会に、習志野の森へ足を運んでみてくださいね!

ならしののもり森の開放日

「習志野の森」はこちら。

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