【八千代市】伝統と出会う秋の一日はいかが?「第72回 箏、三絃、尺八による三曲演奏会」11月8日(土)開催!

2025年11月8日(土)、八千代市市民会館小ホールにて「第72回 箏、三絃、尺八による三曲演奏会」が開催されます。令和7年度八千代市市民文化祭の一環として行われるこの演奏会は、八千代市三曲協会が主催する伝統的な邦楽の催しです。

三曲演奏会

画像提供:八千代市三曲協会

八千代市三曲協会は、年間を通じて地域に伝統音楽を届ける取り組みを続けており、今年も「重陽の節供コンサート」など、様々な機会に箏と尺八の演奏を披露してきました。

三曲演奏会

今回の演奏会は、開演が11時30分、終演は16時の予定で、約4時間半にわたる充実したプログラムが用意されています。

三曲演奏会

八千代市三曲協会の方によると「入退場は自由ですので気軽に見にきてもらえたら」とのこと。日本の伝統音楽に触れる機会が少ない現代において、このような本格的な邦楽演奏を無料で楽しめるのは貴重な機会ですよね!

三曲演奏会

主催者さんによると、「三曲」とは、箏曲・三絃・尺八を総称した呼び名で、江戸時代から受け継がれてきた日本の伝統的な音楽様式です。

三曲演奏会

また、「本曲」と付く演目は尺八のみの演奏で、尺八本来の深い音色を堪能できるとのこと。

三曲演奏会

今回のプログラムでは「本曲 青葉」と「本曲 八千代」の2曲が演奏されます。

三曲演奏会

当日は19の演目が予定されており、演奏会は尺八独奏「本曲 青葉」で幕を開け、「酒歌」「山里乃春」など情緒豊かな楽曲が続きます。

三曲演奏会

江戸時代までに作られた曲を古典曲、明治以降の作曲を現代曲と呼んでいるとのことで、プログラム中の「千鳥の曲」「五段砧」「春の曲」「難波獅子」、そして最後を飾る「六段の調」は古典曲。

三曲演奏会

一方、明治以降に作曲されたものを現代曲といい、「秋の調」や「さくら変奏曲」では季節の情緒を感じさせ、「夜の海」の静寂な世界観、「Leap(リープ)跳躍」での現代的な表現など、幅広いスタイルの音楽を楽しむことができます。

三曲演奏会

特に注目したいのは、子ども邦楽教室の受講生による「茶つみ」の演奏(15時頃〜)です。若い世代が伝統音楽を学び、舞台で披露する姿は、地域の文化活動の広がりを感じさせてくれます。

三曲演奏会

プログラムの終盤には「時雨」「SAKURA FANTASIA」という現代的なアレンジの楽曲が演奏され、最後は箏曲の代表的な古典曲「六段の調」で締めくくられます。

三曲演奏会

古典から現代曲まで、箏・三絃・尺八それぞれの魅力を存分に味わえるこのプログラムは、初めて邦楽に触れる方にも、愛好家の方にも満足いただける内容となっています。秋の休日に、心に響く日本の伝統音楽の世界に触れてみてはいかがでしょうか♪

三曲演奏会

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