【習志野市】バー弁にチャー弁に竹岡式ラーメンまで?!カラオケ居酒屋「風歌」のランチタイムは房総グルメが楽しめます♪
京成津田沼駅前のカラオケ居酒屋「風花」が、2025年10月13日からランチ営業をスタートさせました!店名は「風歌食堂」。(看板はありません)

自分のお店を構える夢を叶えた昼間の店主・木村さんが昼の京成津田沼に美味しいランチタイムを提供します。「安くてお腹いっぱい食べられる場所を提供したい。」 木村さんが将来的に目指すのは、昭和の頃のような町中華。お金をかけずにしっかり食事を楽しめる、地域に根ざしたお店作りです。

約10年この地域に住み、以前の仕事から飲食業界に転身して5~6年のキャリアを持つ木村さん。

新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに独立を意識するようになったところ、こちらの「風歌」のオーナー夫婦からまずはうちでやってみたら?と提案してもらえたんだそう。

ありがたい申し出に、ランチ営業という限定の形でまずは自分の店を持つことに挑戦しました!

お店に入り、まず、伝票は自分で記入します。伝票記入やお水はセルフ。この日は竹岡式ラーメンをアレンジしたという「中華そば」と「まぜそば」をオーダー。注文したメニューがくるまでしばし待ちます。

聞けば、木村さんの1日は夜明け前から。毎朝4時か5時には起床し、仕込みを開始。営業時間は10時から14時までと限られており、夜の「風歌」に店を返すため、時間との勝負の日々。

「理想的には7時から10時の間に仕込みを終え、営業しながら追加の仕込みもできるようになりたい」と、木村さんは今後の効率化を見据えます。

注文したメニューが運ばれてきました。中華そばは細めんのせいか、さほど待たずに提供されました。玉ねぎは自分で好きなだけ乗せられるように、卓上に置かれています。これは嬉しいですよね!

メンマは自家製、チャーシューにももちろんこだわり、肉感を残してぎりぎりの柔らかさを追求。麺も生麺を使用しているのでとっても贅沢な中華そば=「風歌食堂式」竹岡ラーメンです。

しゃきしゃきの玉ねぎをたっぷり乗せて、いただきました♪

こちらは「まぜそば」。タレは麺の下に沈殿してるので、よく混ぜていただきます。魚粉の旨みと、温玉のまろやかさがたまりません!味の緩急をつけたければ豆板醤でぴりっとコク深く、さっぱりしたければお酢をかけて、とアレンジでいろいろ楽しめるのもまぜそばの良いところ。こちらにも玉ねぎがとっても合いました。

残りの汁にライスを投入して混ぜご飯で〆るのもオススメです!

客層は、近隣に勤めている方々、地元住民、工事現場で働く人、病院や京成津田沼駅を利用する人など、実に様々です。特に昼食の選択肢が限られている人たちのために、テイクアウトのお弁当にも力を入れています。

実はこのお弁当、木村さんご自身のルーツである内房地方への郷土愛が詰まっているんです。「バー弁」「チャー弁」といった地元のソウルフードにオリジナリティを加え、ご飯と具をしっかりと詰め込んだお弁当を提供。しかも、焼きそばやチャーハンはワンコインという手軽さ。

現在の客層は幅広いものの、今後は若い世代にも積極的にお店に来てほしいと語る木村さん。「学生時代はとにかくお金がないけどたくさん食べたいんです。」とご自身の学生時代を振り返ります。その思いが、安くてお腹いっぱいになれるメニュー作りを支えているようです。

京成津田沼駅前の新たな昼の顔となる木村さんのランチ営業。10月13日のオープン以来、早朝から心を込めて作る料理と、将来の夢に向けた心意気が詰まった「風歌」に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。数量限定で出る台湾まぜそばはなんとワンコイン!ぜひお試しあれ!

「風歌食堂」はこちら。





