【八千代市】「中華そば 金ちゃん」本店、最後の追い込みへ! ついにグランドオープン日発表!
長年の夢を追いかけ、多くの人々の支えによって実現した「中華そば金ちゃん」が、今秋2025年10月23日(木)、高津に新店舗をグランドオープンします!
思い起こせば昨年の6月にこちらの記事で金ちゃんの新店舗についてお知らせしていました。あれから一年が過ぎました。
この後、年末に「2025年夏以降OPEN予定」の看板が設置され、この度、オープンのめどがたったようです。
「中華そば 金ちゃん」。その始まりは、店主である大木さんの、ある一杯のラーメンとの出会いでした。営業マンとして全国を飛び回っていた大木さんは、奥様の故郷・山形で、運命の一杯に出会います。それは、地元の名店「金ちゃん」の味。
「この味を、いつか八千代で」。その夢を語るうちに、人との縁が繋がり、背中を押したのは元・そば打ち職人さんからの「大木さんと一緒に店をやりたい」という言葉でした。当時、3人のお子さんを抱え、会社も厳しい状況でしたが、「いつか自分のラーメン店を開きたい」という強い思いもあり、家族の反対を押し切って開業することに。
大木さんの人柄から、「絵手紙の森美術館」の館長である瀧下白峰、むつ子夫妻をはじめ、多くの人々が「チーム金ちゃん」のように集まり開業を後押し。瀧下先生は看板やハガキを作成し、開店を喜びながら応援してくれました。
しかし、開業からの3年間は、苦難の連続でした。山形と異なる水や食材、気温などの外的環境などから味が定まらず、赤字は続くばかり。それでも、諦めず、ひたむきに努力を重ねる日々。その情熱が、少しずつ、お客様の心を掴んでいきました。、バナナマンの番組にお客様が投稿してくれたこともきっかけとなり、認知度が一気に高まりました。
本店が軌道に乗ってからも、大木さんの挑戦は止まりません。「駅前という立地で勝負したい」「八千代市内にもう1店舗出したい」「女性も入りやすいカフェのような雰囲気にしたい」といった様々な思いを秘め、「金ちゃんラーメン ビヨンド」をオープンさせます。
ビヨンド店では器や無農薬野菜にこだわるなど新たな試みを展開しましたが、ここでも開業から約3年間は赤字が続きました。駅前にもかかわらず駐車場がない点がネックとも考えられましたが、大木さんのもう一つの愛する味である「竹岡式ラーメン」を、ビヨンド店ならではのこだわりをもって提供することで高評価を得て、お店も軌道に乗りました。今では勝田台店の二大看板メニューにまで成長しました。
今後はビヨンド店は継続しつつ、現・本店は閉店します。10月OPENの新店舗は、製麺所も併設。将来的に「金ちゃんラーメン」をもっと遠い地域にのれん分けできるようにするため、そしていつか海外進出を実現したいという大木さんの壮大な夢の第一歩でもあります。
新店舗は約30席を予定しており、図面にはテラス席も描かれています。これは、ペットと一緒に屋外でラーメンを楽しめるようにという、誰もが金ちゃんのラーメンを味わえる空間を提供したいという大木さんの思いが込められています。
今後は、小麦アレルギーの方にも安心して楽しんでもらえるよう、米粉を使った麺の開発も進めています。多種多様なニーズに応えるため、「金ちゃん」のラーメンを誰もが笑顔で食べられるよう準備しています。
大木さんのラーメンへの揺るぎない情熱と、お客様への細やかな心遣いが詰まった中華そば金ちゃんの新たな挑戦に、これからも目が離せません。新店舗のオープンが今から楽しみですね!
「中華そば金ちゃん」新店舗の場所はこのあたり↓