【習志野市】谷津商店街がメタバースに!?元消防士が作った「体験型防災ゲーム」8/30(土)開催の「谷津遊路商店街なつまつり」で初お披露目です!!
2025年8月30日(土)に谷津遊路商店街で開催される「谷津遊路商店街なつまつり」で、一風変わった体験ができるのをご存知ですか?元消防士さんが開発した「メタバース防災体験ゲーム」です。子どもたちが得意なゲーム端末を使用して、親子で楽しみながら防災について学べる、このユニークな取り組みをご紹介します!

画像提供:天久
このプロジェクトを立ち上げたのは、BGL社代表の石井さん。実は、石井さんは元消防士です。「人の役に立ちたい」という消防士時代の強い想いと、趣味で得たゲーム制作の知識を活かし、防災をもっと身近に感じてほしいと考えました。ではなぜ習志野市を選んだのでしょうか?
それは、谷津のお好み焼き屋さん「天久」のおかみさんとの交流がきっかけでした。おかみさんから「習志野市はまだメタバース防災が進んでいない」というお話を聞き、この地域をモデルケースにしようと決意したのです。
お祭り当日は、お好み焼き屋「天久」さんの前が体験ブースとなり、人気のゲームプラットフォーム「Fortnite(フォートナイト)」で再現された谷津遊路商店街を舞台に、ゲーム形式で防災訓練に挑戦できます。

画像提供:天久
ゲームが始まると、商店街で地震が発生するリアルな演出が流れます 。特別にちょっとだけ、画像をお見せしますね!

画像提供:(株)BGL
地震直後、プレイヤーには3つの防災クイズが出題されます。
- 第1問: 「地震が起きたとき、まずやるべき行動は?」
- 第2問: 「しゃがんだあと、することは?」
- 第3問: 「頭を守ったそのあと、どうする?」
これらのクイズを通して、地震発生時の安全行動「シェイクアウト」の3つのステップ「Drop(まず低く)」「Cover(頭を守り)」「Hold On(動かない)」を楽しく学ぶことができます 。

画像提供:(株)BGL
商店街を進んでいくと、次のミッションとして習志野市ならではの災害についてのクイズが出題されます 。
- 第4問: 「谷津地区で特に気をつけなければいけない自然災害は?」
正解すると、かつて谷津が干潟や池を埋め立てた土地であることを解説し、地震によって「液状化現象」が起きやすいことを学びます 。さらに、ゲーム内では実際に液状化現象が起きる映像が流れ、その後、地面が崩れた様子を見ることができます 。

画像提供:(株)BGL
避難所である谷津南小学校を目指す途中で、最後のクイズが出題されます。
- 第5問: 「避難所に行かなくてもいいのはどんな状況?」
このクイズでは、家屋に被害がなく、津波の心配がない場合は無理に避難所に行かず、自宅で生活を続ける「在宅避難」という選択肢があることを学びます。

画像提供:(株)BGL
クイズに正解すると、「家に水や食料、ラジオはあるかな?」など、家族で話し合っておくべきことについて解説されます。そして、ゴール地点である谷津南小学校に到着すると、在宅避難の備えをチェックするよう促されます。

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ゲームのあちこちには、習志野市のキャラクター「ナラシド♪」が10体隠されています 。ミッションをこなしながら、このキャラクターたちを探すという遊び要素も満載で、子どもたちも飽きずに楽しめます。

画像提供:(株)BGL
このゲームで学べる防災体験は参加無料!予約不要となっているので、当日は混雑が予想されるため、整理券の配布も検討中とのこと。もし体験できなかったとしても大丈夫。お家でもゲームを体験できるコード付きの修了証を配布予定です。ぜひ親子で参加して、楽しく防災について学びましょう!
「谷津遊路商店街(谷津商店街協同組合)」はこちら。