【八千代市・習志野市】今年は45,000人の来場者!「習志野駐屯地夏まつり」開催されました!
2025年8月2日、陸上自衛隊習志野駐屯地で「習志野駐屯地夏まつり」が開催されました。前日の雨天で開催が心配されましたが、天気も回復し、気持ちの良い風が吹く中、多くの来場者で賑わいました。
正門をくぐると、まず目に飛び込んできたのは、毎年恒例の「お化け屋敷」にできた長蛇の列です。
2時間待ちにもかかわらず、来場者はわくわくした表情で順番を待っていました。こちらの造形物に怖くて逃げてしまう子もいるほどでした。中はさぞ怖いんでしょうね・・・。
建て替え工事が始まる降下訓練塔の勇姿をカメラに収めようとしている方もちらほら見かけました。みなさんはどんなアングルで撮られましたか?
落下傘のテントを使用して設けられた特設土俵では、隊員たちによる相撲大会が熱戦を繰り広げていました。普段は迷彩服に身を包んでいる隊員たちが、まわし姿で力と技をぶつけ合う姿は、お祭りならではの光景です。
際どい取り組みも多い隊員相撲。物言いの判断も今は動画判定。時代ですね!
筆者は開場時間から花火が終わるまで会場内にいたのですが、今年は来場者の出足が例年より遅い肌感覚。16時近くになっても、例年は入場制限のかかる「こども広場」も並ばずに入れました。
木立の中での一風変わった「的あてゲーム」には、子どもたちに大人気!歓声が響き渡ります。
こちらでも青い空と広々とした芝生の上をソリに乗って勢いよく滑り降りる子どもたちの歓声が響きます。大人でもやりたい気持ちになるほど、楽しそうでした!
白い雲が浮かぶ青空のもと、赤と白のコントラストが目を引く降下訓練塔。普段は訓練に励む隊員たちの真剣な眼差しが向けられるこの塔も、この日ばかりは、訪れた人々の笑顔を静かに見守っているようでした。
中でも、今年初めてお目見えしたのが、自衛隊の大型テントを利用した「クールスポット」です。真夏の強い日差しが照りつける中、来場者の休憩所として活躍。
普段は野外での活動や災害派遣などで使われるこのテントが、お祭りでは「クールスポット」として開放され、多くの人々が涼を求めて足を運んでいました。
日も暮れ始め涼しい風が吹き始める頃、ステージでは隊員たちによる迫力満点の太鼓演奏が始まりました。凛々しい表情で太鼓を叩く隊員たちの姿は、普段の訓練で鍛えられた集中力と規律の正しさを感じさせます。
そして、お祭りのフィナーレを飾るのは、夜空に咲き誇る大輪の花火です。建屋の上からは、右手前方に海浜幕張の花火も見えました。今年は周辺4ヶ所で花火が上がっていたようです。
たくさんの笑顔に満ちた駐屯地の夏まつり、今年は45,000人の来場者でした。また来年も、この場所で最高の夏を過ごせることを願ってやみません。

画像提供:陸上自衛隊習志野駐屯地
最後に、今年来られなかった方の為に、こちらをどうぞ!
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