【八千代市】八千代市の新たな春の風物詩になるかも?「大和田機場春の一般開放」が盛況のうちに閉幕しました!
2025年4月5日(土)、今年も多くの笑顔と活気に包まれた「大和田機場春の一般開放」が盛況のうちに閉幕しました。昨年を100人以上も上回る、1,000人を超える来場者数を記録し、イベントの認知度が着実に高まっていることを実感できる一日となりました♪
今年はお天気も良く、敷地内の桜も満開。見上げれば降ってきそうなほどの咲き誇り。1年に1回しか入れないのがもったいないくらい。
入り口で配布されたスタンプラリーの紙をもってまずはパネル展示から。昨年は機場の2階で開催されていましたが、2階に登る階段が狭く急な事もあり、今年は総合管理棟の1階にて展示。ここでは所長自らが来館者へ説明に当たっていました。
外にはブースがずらりと並びます。農林水産省のブースでは印旛沼二期事業のPRの一環としてパネル展示とともに事業内容の説明やパンフレットの配布。この事業が江戸時代から続く印旛沼干拓に関係することなどを訪れた人に説明していました。
環境パートナーシップ千葉が行う「いんばぬまワイワイサロン」では印旛沼地域の古い写真などを展示。
こちらはカミツキガメの生態展示をしつつ、外来生物の予防三原則や農業農村の持つ多面的機能のお話が聞ける「鹿島川土地改良区」のブース。カミツキガメを珍しそうに見ている子どももたくさんいました。
お隣では、今年も国際ボランティア学生協会「IVUSA」のブースにて活動報告とフランクフルトやお餅の販売。
暑いくらいの日でしたが、お餅もよく売れていました♪
このお祭りのマストフードといえば「あゆの塩焼き」です!骨まで柔らかなあゆの塩焼き、今年もいただきました♪
この日は機場の上にも上がることができ、遠くまで続く新川沿いの桜並木が綺麗に見えました。この季節の八千代市は本当に素敵ですよね!ちなみに眼下に見える茶色い列車のようなもの。これは機場付近に浮遊してくるゴミ等の除去時に作動するものなんだそう。動いているところ、一度見てみたいですよね!
そろそろ試運転の10分前。場内放送にて放水試運転のお知らせも流れます。筆者は昨年とは反対側に場所を取り、その時を待ちました。
昨年と同様、6台あるポンプのうちの1台が試運転。時刻になり、少し間が空いてから、水が勢いよく排出され始めました。
昨年より天気も良いので、水面の渦もくっきりと描かれていきます。カメラを用意している人は一斉シャッターを。動画を撮っている人も多かったですよ!
みるみるうちに渦は巨大化し、広がり続けます。大和田機場にあるポンプ6台をすべて稼働させるとその水量はなんと毎秒120トンという規模で、これは25mプール(深さ1m)が3、4秒で満杯になる速度。
実際に見ていると、ちょっとした怖さも感じるくらいです。このイベントの目玉であるポンプの試運転は、今年も大勢の人が見守っていました。轟音とともに水が勢いよく流れ出す様子は、まさに圧巻の一言。
大和田機場の担当者さんは「今後も地域の方々との交流を大切にし、イベントを開催してまいります。来年の大和田機場春の一般開放にも、ぜひご期待ください」とのことでした。1年に1回しかないこのチャンス。来年もまた天候に恵まれるといいですね♪
「大和田機場(独立行政法人水資源機構千葉用水総合管理所)」はこちら。