【八千代市】街の新聞屋さんが週に1回駄菓子屋さんに変身!子どもから大人の集いの場所になっています♪

八千代緑が丘の「街の新聞屋さん」が駄菓子屋さんを始めて約2年が経ちます。場所は東葉高速鉄道八千代緑が丘駅から徒歩約8分、新木戸小学校のすぐそば。爽やかな水色の外壁の建物です。

正式名称は「読売新聞・千葉日報 八千代緑が丘販売所」。そこの所長である皆川さんが前任者から引き継いだのが2022年。「最初は目の前にある小学校の子ども達とのつながりが全然なく、こんにちは、おかえりと挨拶をしても答えてもらえない、怪しいおじさんのように思われていました(笑)」と振り返ります。週に一度のスクールガードを始め、学校で新聞を使った授業も行い、積極的に地域貢献活動を続けてきました。

読売新聞・千葉日報 八千代緑が丘販売所

そんな活動を続ける中で地域の子どもたちが気軽に集まれる場所を作るために、駄菓子屋を開くことを思いつきます。さすがに毎日というわけにはいかないので、市教研もある毎週水曜日に開催。
(市教研の日は14時~17時まで・その他の水曜は15時~17時まで。)

最近はどこでも駄菓子が買える時代ですが、消費税も含めると10円玉一つでは買えない時代。しかしここでは、できる限り安価で提供したいという思いから、1個10円から駄菓子が購入可能。

読売新聞・千葉日報 八千代緑が丘販売所

最初はわずか2人だったという来店者も、地域のお母さんたちの協力を得て、徐々に増加。今では、本当に多くの子どもたちが集まる人気スポットに成長しました。

筆者が見学に訪れた日もたくさんの子ども達で大賑わい。会計待ちの子どもの列が長くなってきたので、筆者も手伝うことに。とはいえ駄菓子それぞれの値段がわからずに戸惑っていると子どものほうから「これは10円、こっちは30円・・・」と自己申告してくれるのです。ここに集う子ども達の心根の優しさにふれた瞬間でした。

学校が終わり、お腹が空いている子どものために駄菓子とは別で用意されているのはおうどん、おにぎり、ホットケーキにフライドポテトなど月替わり。それらはこの活動をサポートしてくれる八千代市社会福祉協議会や農家さん、読売新聞販売店さんからの協力によるもの。「感謝しても仕切れない」と皆川さんは感謝の念を口にします。

そしてさらに心強いのは、近隣のお母さん達。こちらは手作りのクジで、1回10円という破格値で子ども達を楽しませてくれます。

親御さんも、子供の保護者として付いてくるものの、ママさん(時にはパパさん)トークで盛り上がれるのがとても嬉しいんだそう。「子どもたちや保護者の方の笑顔が何よりの励み」と語る皆川さん。しかし、人気が出るにつれて新たな課題も。現在の活動場所では手狭になり、より広い場所への移転も検討しています。

皆川さんは、「これからも地域全体で子どもたちを育てる環境を作っていきたい」と熱く語ります。週に1回の駄菓子屋さんは、地域の子どもたちだけでなく、ここに集う大人にも笑顔と活気をもたらしています。今後の活動も、見守っていきたいですね♪

うえこみ

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