【習志野市】大久保商店街の古くて新しい老舗お茶屋さん「大久保園」自家製甘糀使用の麹スムージーがとってもオススメ♪
京成電鉄大久保駅北側から大久保商店街を約6分ほど歩くと、老舗のお茶屋さん「大久保園本店」が右手に見えてきます。お店の外観は歴史を感じるたたずまい。
普段お店に立つのは、3代目に嫁がれた奥様(以降ここでは「店主さん」)。「結婚当初のお客様は年齢の高い方がほとんどでした」との事。来年で創業80年になり、地元では誰もが知る存在です。
そんな中、店主さんはSNSを始めたり、発酵食品を紹介したり、ワークショップの開催、商品開発もしていく事で、徐々にお客様の年齢にも幅が出てきたんだとか。
最近では、「林檎の木andR(りんごのきアンドアール)」さんとのイベントで店内飲食スペースに出店。こういうイベントで実際に店主さんと接する機会があると、お店に行くきっかけになりますよね♪(筆者が初めて大久保園さんの手がける発酵ドリンクと発酵あんこをいただいたのもこのイベントでした。)
お店へ伺ってみると、どことなく懐かしい雰囲気の従来型お茶屋さんの部分が半分、想像より新しいものを取り入れた部分は半分という感じでした。例えばこちらは従来型お茶屋さんの部分。お茶請けや箸休めになるお漬物が多種並んでいます。
そしてこちらは新しいものを取り入れた部分。海外の人にも好まれそうな和テイストパッケージの大久保園の名前入り豆菓子です。色とりどりの豆菓子達は見た目も中身も、都内の有名豆菓子店にも負けるとも劣らない商品。こんな小粋な豆菓子が地元で買えるなんて、と嬉しくなります♪
そしてお店の中ではテイクアウトのドリンクを注文する事ができます。緑茶だけでなく、ソイラテや麹スムージーも。麹は、発酵食品好きな店主さん自家製です。
こちらは「甘麹スムージー 季節のフルーツ(この時はいちご)」。ノンシュガーなのに濃く深く優しい甘さを感じられます。とっても美味しくて腸活にも一役買ってくれるオススメドリンク。
お茶請けのスイーツ「レモンもなか」。レモンを模した皮にお餅入りでなんともキュート。こってりとした味わいのものが多い最中ですが、レモン味となるとこれからの季節にぴったり。
「先日は学校帰りの女子生徒さんが来てくれたんです♪」と嬉しそうに話す店主さん。中高生に定番の飲み物となっているタピオカドリンクのかわりに、これからの季節に向けてビタミンC補給に緑茶、夏バテ防止にソイラテ、免疫力向上に麹ドリンク、というふうにチョイスしながら飲んでもらえると良いですよね。
左の「鹿児島緑茶」は水出しでたくさん飲めるものを、というオーダーで店主さんに選んでいただきました。右の「もも紅茶」は、実は居合わせた店内のお客さんに勧めていただいたお茶。もも紅茶は一口飲むと爽やかな桃の風味が口の中を駆け抜け、緑茶の美味しい味わいがあとからやってきます。
水出し茶用のボトルもこんなにオシャレなものがずらり。店主さんいわく「だしボトル」にももってこいなんだとか!
お店の中で居合わせた見ず知らずのお客さん同士でも、気軽におしゃべりできる雰囲気なのは、きっと店主さんのお人柄。お店は老舗、でも商品はお茶屋さんならではの定番品からおしゃれで目新しいものもたくさんあって、思わず長居したくなる楽しい時間が流れています。ぜひ、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「大久保園本店」はこちら。