【八千代市】塾でもありカフェでもあり地域連携の場でもある「アロンの杖」の魅力とは?!
八千代台駅西口から北本通りを歩くと、不思議なたたずまいのお店が目に入ります。近づいて見ると、スーパーの居抜きのような建物になぜか参考書がずらり。そして地面には直置きのホワイトボード。
そしてちょこんとカフェの案内。「喫茶アロン」OPENとなっています。
中に入ると広々とした空間。靴を脱いで利用するようです。小上がりの畳敷きの席は掘りごたつ形式。ここは果たしてカフェなのでしょうか?
どうやらここは「塾でもあり、カフェもであり、地域連携の場でもある場所」との事。お店の方にお話をお伺いしました。
「3年ほど前に別の場所で塾を開いていたのですが、こちらに移転してきました。カフェ営業は昨年の秋頃からです。大人でも勉強できる場所を作りたいと思い、塾が始まる前の時間帯(午前中からお昼過ぎまで)はカフェ営業をしています」
なるほど!そう聞くといろいろ納得のいく店内です。まずは先に注文を済ませます。メニュー表示はPC用ディスプレイ。マリアージュフレールの紅茶が飲めるお店は、ちょっと珍しいですよね♪
キッチンカウンターの上には黒板がありました。「講師なんでもランキング」だそうです。生徒?の子達の名前がとっても個性的♪
店内は畳席とイス席があり、畳席には高めのついたてがあります。一人でのんびりとお茶を飲む時、視界が遮られていた方が考え事などする時に良いこともしばしばありますが、受験生も先生とマンツーマンで勉強するのにもってこいの環境ですね!
また、イス席はこんなにかわいいチェアが。どこに座ろうか迷ってしまいます。実は塾に通っている生徒さん達も、集中できる個別ブースがあるにもかかわらず、こちらの席は人気なんだそう。
基本的に塾ですのでカフェでは見かけないモノもちらほら。こちらは3Dプリンター。
ルービックキューブは「解き方講座を開いて欲しい」と生徒からのリクエストがあり、近々講座が開催されるんだそうです。塾は受験対策勉強をするためだけの場所かと思いきや、ここは一人一人の知的好奇心を高め、勉強につなげる仕組みがありそうです。
こちらは塾講師が本気で考えた特製「ミニパフェ」と、八千代台の自家焙煎珈琲「Cafeふくろう」さんのコーヒーです。本気で考えたとあって、サイズはミニでありながらも厳選した寒天粉や白玉粉などを使い、あんこ玉にたっぷりきなこのボリューミーな一品となっています。雑なところがなく、クリームも綺麗に絞られていて、塾の先生ならではの生真面目さがうかがえました。
用意されたシュガーポットの中にアソビゴコロのネコが♪これもお砂糖。
気になる店名「アロンの杖」の由来をお聞きしました。
「アロンの杖はモーセの十戒に出てくる、紅海が割れ道を開た時に用いられた杖と言われています。いろんな人を導く存在になりたいという願いを込めてつけました。あとは、自分達がゲーム好きな事もあり、神話にちなんだ名前で、唯一無二で、インパクトのある名前を考えていて、これかなと。」
柔軟な発想で塾もカフェもやりつつ、このお店のある北本通りの一大イベント「BOOK STREET」(北本通りの「本」を「BOOK」にかけた毎年恒例のイベント)にも参画し、地域活性化に一役買っています。子どもの塾を迷っている方、八千代台駅近辺で喫茶店を探されている方、大人でも勉強する場所が欲しいと思っている方、まずは「喫茶アロン」にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?
「アロンの杖」様、お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました!
「アロンの杖(喫茶アロン)」はこちら↓