【八千代市】太田道灌ゆかりの神社「飯綱神社」でいにしえの時代に思いを馳せるひとときを。
八千代市萱田にある「飯綱神社」は地元の人に愛されている神社です。参道に続く階段は58段、急な勾配のため、登る時も降りる時も注意が必要です。
下から見上げると、あまりの傾斜に「登るのはまた今度にしようかな・・・」という気持ちになる方もいるかもしれません。
そんな方には、本殿裏手にも道はありますのでご安心を。ゆったり参拝したい方はこちらからをオススメします。こちらからは車でも入ることができ、進んだ先に駐車場がありますよ!
手水舎の龍から流れ出る水で、お清めをしてからお参りです。そういえば今年は辰年ですね!
手水舎の向こうに見える景色です。砦跡である高台の境内から眼下に広がる萱田台地をのんびりと眺めていると、なんとも不思議な気持ちになります。
その昔、ここから同じように遠くを眺めた先人たちは、どんな時代にどんな思いを抱いてここに立っていたのでしょう。いにしえの時代に思いを馳せるひとときです。
こちらは本殿前に鎮座する狛犬です。だいぶ年季の入った狛犬で、ユーモラスな表情が印象的ですね!阿像は頭上には宝珠を乗せています。
阿像と違って、こちらの頭上には角がある吽像。たくわえた髭の豊かさも見どころの一つです。どちらも尻尾は1本にまとまって立ち上がっており、前足の造作がシンプルなのも特徴の一つです。
飯綱神社のご祭神は八千代市教育委員会の資料によると武将・太田道灌にゆかりのある神社との事。
神仏習合の名残である鐘楼があるのも興味深いところです。
こちらは御神木の銀杏の木です。樹齢450年余りとの事。
秋にはこちらの銀杏の見事な景色が広がります。
こちらは隣接する飯綱公園から境内に向かう道すがらにある鳥居です。
こちらに鎮座する近代的な狛犬は大きく、口内や鞠にも色づけされたもの。阿像の狛犬は大きく口を開け邪気を祓ってくれているようです。
吽像はしっかりとした足で子狛犬を従えています。子狛犬がなんとも愛らしいですね。
飯綱神社は八千代市の指定文化財。有形文化財の指定を受けています。説明書きを読んでから境内を散策すると、建築物への理解がより深まるのでオススメです。天気の良い日にのんびりと訪れてみてはいかがでしょうか?
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