【八千代市】村上橋のふもとの『やちよ絵手紙の森美術館』は開館17周年。優しさと温かみにあふれた作品が並びます。
村上橋のふもとにある『やちよ絵手紙の森美術館』は、2023年11月で開館17周年を迎えました。こちらは夫婦お二人で始められた個人経営の美術館です。
千葉県出身の瀧下白峰先生が書を担当し、宮崎県出身の瀧下むつ子先生が文と絵をご担当されています。
取材当日はクリスマスが近い事もあり、館内入口には真っ赤なポインセチアが飾られていました。四季折々の装飾も『やちよ絵手紙の森美術館』の楽しみの一つです。
館内にはこの季節ならではのクリスマスや冬を題材にした作品がたくさん展示されています。
ひとつひとつ、足を止めて文を読み、書や絵を眺めていると、いろんな思いが心を巡ります。
「風の便り」今は冬本番の季節ですが、きっとすぐに春の便りは届くのかもしれません。
しんしんと降る雪の中にふっとたたずむもみの木の作品「ふる里の歌」。文中にある逢いたい人を思い浮かべ、今どうしているかな、電話でもしてみようか、年賀状でも出してみようかと、思ってみたり。一枚一枚の作品の前で思いを巡らす事の繰り返しで、なかなか前に進めない美術館です。
読むだけで温かい気持ちになる文にぴったりな書と、可愛らしいすずめの家族の絵の作品「家族」。
瀧下ご夫妻は社会活動も積極的になさっており、最近ではトルコ大使館には義援金とトルコ大地震によって被災されたトルコの子供達へチューリップの作品(トルコ国花)を描いた作品も寄贈したり、ウクライナ支援の為に国旗をイメージして書かれた絵はがきの売上金などを寄付なさったりしています。
「寄付だけでなく、人々の心を明るく照らしたり、そっと寄り添ったりする作品を、もっとたくさんの場所に展示することができたら」とこれからの夢もお話下さいました。
館内ではオリジナルグッズの絵はがき、クリアファイル、ミニタオル、一筆箋などが販売されており、気に入った作品を気軽に持って帰ることができます。
大切なあの人に『やちよ絵手紙の森美術館』のクリスマスカードや年賀状を出してみてはいかがでしょうか?
今回の取材において、瀧下白峰先生並びに瀧下むつ子先生にご協力いただきました。お忙しい中の御対応、誠にありがとうございました!
『やちよ絵手紙の森美術館』はこちら↓