【八千代市】村上東中学校創立50周年記念「一瞬で公開≒一生の後悔」特別講演会が開催されました！

八千代市立村上東中学校は、2025年、創立50周年という記念すべき年を迎えています。その記念事業の一環として、生徒たちのネット社会における安全な活動をテーマとした特別講演会「ソーシャルメディア社会におけるリスクとキャリア形成のヒント〜”一瞬で公開≒一生の後悔”〜」が開催されました。

講師として招かれたのは八千代市在住で千葉大学の教員養成開発センター特別研究員の飯島 淳（いいじま じゅん）さん。実は音楽家でもあり、全国で講演依頼が殺到しているネットリテラシー・ソーシャルメディア研究の第一人者でもあります。この日の前日は新潟での講演でしたが、平澤校長先生からの熱いオファーもあり、この特別な節目のために地元の専門家として教壇に立ってくださいました。

飯島講師は、講演でインターネットの世界には様々な才能を持つ人々がいること、YouTubeやニコニコ動画などのプラットフォームが才能を発揮する場として機能していることを紹介。有名なYouTuberの成功例や、様々な特技を持つ人々がソーシャルメディアを通じて活躍している事例として、イラストレーターや実験動画クリエイター、シルバニアファミリーを使った音楽PV再現動画など、多様な例が紹介されました。

また、インターネット依存症の問題についても触れ、特に小中高生がスマートフォンやゲームに過度に依存することの危険性を指摘。一日の使用時間が長時間に及ぶケースや、オンラインゲームに没頭するあまり現実生活に支障をきたす例も紹介。

また、ソーシャルメディアの適切な使用方法として、自分の特技や才能を活かした発信の仕方や、継続することの重要性、インターネット上での炎上や著作権侵害などのリスクについても言及。最後に飯島講師は「ICTやSNSのトラブルが増えているからと言って単に禁止するのではなく、中学生自身がリスクを理解した上で、大人と一緒に正しい使い方を学び、キャリア形成に活かしていく姿勢が重要」と、講演をまとめました。

この特別講演会を企画した平澤校長は「この講演を通して、生徒たちにネット社会を生き抜く為の大切な知識を身につけて欲しい。今後は、生徒たちだけでなく、保護者の方を対象にした講座も開催し、親子で適切なSNS運用ができるようになれば」と今後の展開に期待を寄せています。

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