【習志野市】まさに今が旬!「MIMOMI FARM」櫻井さんが育むとびきり美味しいミニトマトの秘密♪
習志野の食卓に、完全完熟収穫の真っ赤なミニトマトを届ける「MIMOMI FARM(ミモミファーム)」の櫻井さん。先日、習志野屋敷郵便局の無人販売でも買えるお知らせをしました。「この美味しいミニトマト、どんな風に育てられているの?」そんな思いから、現地へお伺いし、美味しい秘密をたっぷり伺ってきました!
土壌栽培へのこだわり、昔ながらの「トマトの香り」
MIMOMI FARMで扱っているミニトマトの品種は「花鳥風月」。真っ赤でまん丸で、ヘタがまるでお星様のように可愛らしいミニトマト、その栽培方法にどんな秘密があるのかと思いきや・・・意外にも昔ながらの「土耕栽培」。
「水耕栽培は管理がしやすいですが、土耕栽培だと昔ながらのトマトの青臭さが残るんです。この青臭さが、トマト本来の深い味わいや香りに繋がると考えています」と話す櫻井さん。
機械任せにせず、手間暇かけて土と向き合うことで、懐かしくも新しいトマトの風味を大切にしています。櫻井さんのミニトマトの袋を開けた瞬間、ふっと懐かしいトマトの香りがするのは、そのせいでした。
トマトを育てる2月から5月の寒暖差
「ミニトマトの一番美味しい時期はいつですか?」という質問に、「2月から5月頃ですね」と意外な答え。「トマトは夏野菜」と思っていたのでこれからが旬だと思っていたと伝えると、この時期は、昼夜の寒暖差が大きいおかげで、トマトがじっくりと時間をかけて生育するんだそう。
ゆっくり育ったトマトは、一つ一つに栄養と甘みがぎゅっと凝縮され、濃密な味わいが生まれます。季節が移り、育成スピードが速くなる夏のトマトは、暑い時期にぴったりの、爽やかな酸味のあるミニトマトとして美味しく楽しめます。このように、四季の移り変わりによってトマトの味も変化し、それぞれの季節で異なる魅力が味わえます♪
MIMOMI FARMでは、収穫時期をずらしてトマトを植えることで、長期間にわたって美味しいトマトを提供できるよう工夫しています。これから完熟に向けて色づく鈴なりのミニトマト、まるでぶどうのようですね!
収穫が終わったトマトの木や畑も、手作業で丁寧に処理し、ビニールハウスを締め切ってサウナ状態にして一旦乾燥させるそうです。これは、ビニールハウス内を高温・密閉状態にすることで、土中に残ったトマトの根を完全に枯死させるための作業。
約1週間この状態を保つことで、根は「カラカラのミイラ」のように乾燥して軽くなり、処理しやすくなるだけでなく、次の作付けに向けた土壌のリセットにも繋がるんだとか。
郵便局で買える、ユニークな販売網は地域連携から
MIMOMI FARMのトマトは、習志野屋敷郵便局も購入できるようになりました。これは、郵便局のスペースを活用した取り組みの一環で、市内でいち早く手をあげた地元の習志野屋敷郵便局さんの後押しになれば、と販売者第一号に名乗りをあげたんだとか。「それに、なんか面白そうだったしね。」とにっこり。
規格外トマトも無駄にしない!絶品トマトジュースの秘密
MIMOMI FARMでは、収穫したミニトマトはそのまま出荷されますが、規格外のトマトは冷凍庫で保管し、群馬県上野村にて無添加のトマトジュースに大変身させています。水や食塩、保存料は一切使用せず、トマト本来の甘みを最大限に引き出したジュースは、毎年変わる味を楽しむ固定ファンもいるようです。

※画像提供:MIMOMI FARM
少ないながらも大玉トマトも育てています。とっても味の良い大玉トマト、出会ったら即買いをオススメします!夏にはトマトに代わって他の野菜も栽培するなど、年間を通して習志野市民の食卓を彩るMIMOMI FARMの野菜たち。
公式Instagramでは、お得な情報に出会えることも。ぜひチェックしてみてくださいね!
櫻井さんの深い愛情と情熱が詰まった恵みは、これからも私たちの食卓に「美味しい」という笑顔を届け続けてくれることでしょう。櫻井さんのミニトマトは、ご紹介した習志野屋敷郵便局の無人販売だけでなく、しょいかーご習志野店、その他市内スーパーでも購入できます。ぜひ一度、味わってみてください!
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