【習志野市】「子どもがここに来るのが楽しいって言ってます。」ちょっと変わった話題の学習支援「ボーダーフリーつだぬま教室」って?

「経済状況や家庭環境に関わらず、すべての子どもたちに質の高い教育を届けたい」

そんな熱い想いを持った大学生たちが中心となって活動している「NPO法人BORDER FREE(ボーダーフリー)」。地域の子どもたちの学習支援と居場所づくりを目的に活動しています。つだぬま教室は「新津田沼駅」から徒歩約10分の、普段はシェアキッチン等で利用されている「notocoro」さんの場所。彼らの活動を応援したいと、場所の提供を申し出てくれました。

BORDER FREEの学習支援は、早稲田大学やMARCHなどの現役大学生が講師を務めるのが特徴。さらにつだぬま教室講師には大学の名誉教授も名を連ねます。取材にお伺いした日は春休みということもあり、子どもたちと年齢も近く相談相手にもなっている高校生もやってきて講師を務めていました。とても仲の良さそうな雰囲気は、休み時間の一コマ。ここに集う講師陣は、全員、学習支援のボランティアをやりたいと集まってきた仲間たちです。

BORDER FREEつだぬま校

通ってくる子どもたちは、それぞれの年齢や学習状況に合わせたきめ細かい指導を受けられます。教材は使い慣れたものを持ち込み可能で、テキストやオリジナルバッグなどの購入は不要です。また、世帯収入に応じて低価格または無料で学習の機会を提供しており、経済的な負担を軽減しながら安心して学習に取り組めます。

BORDER FREEつだぬま校

「勉強したい気持ちはあるのに、家庭の経済力や環境で諦めてしまう子どもたちを一人でも減らしたい」と、つだぬま教室代表の小島さんは語ります。小島さんは親御さんの転勤による転校も多く、いつしか消極的な性格になっていたという少年時代。しかし6年生の時の恩師との出会いが自分を変えてくれました。

「こんな人になりたい」。大学では中高の英語教員の免許を取得予定で、時間はかかっても最終的には小学校教員免許も取りたいとの事。つだぬま教室では学習支援だけでなく、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりにも力を入れています。ここは、学びの場であり、息抜きの場であり、憩いの場でもあるのです。

BORDER FREEつだぬま校

「うちの子が”ここに来るのが楽しい”って言っています」そんな言葉を心の栄養に、小島さんをはじめとしたつだぬま教室のスタッフは、子どもたちがやってくるのを今日も待っています。子どもを通わせてみたいという方も、彼らの活動を応援したいという方も、公式HPから問い合わせてみてくださいね!

BORDER FREEつだぬま校

「NPO法人BORDER FREE つだぬま校教室」はこちら。(シェアキッチン「notocoro」さんと同じ)

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