【八千代市】継承される村上の伝統「七百餘所神社」で執り行われた神楽と湯立神事

2026年1月15日、村上の「七百餘所(しちひゃくよしょ)神社」では、地域の人々の温かい絆を感じさせる「神楽」と「湯立神事」が執り行われました。

境内で披露される「村上の神楽」は、市の無形民俗文化財にも指定されています。この神楽の何より素晴らしいところは、舞い手も奏者も、すべて地域に暮らす方々だということ。普段は身近にいる地域の方々が、ひたむきに丁寧に伝統を演じます。

続いて行われた「湯立神事(ゆだてしんじ)」では、昨年就任した佐藤宮司が、地域の無病息災を願う大役を初めて務めました。煮えたぎる釜を前に神事に臨むその傍らでは、娘さんが静かに付き添い、父の晴れ舞台を支えていました。

祝詞(のりと)を奏上した後、神前に供えられた米と塩を手に取り、釜へと投げ入れて秘文字を綴ります。そして、神前より熊笹を手に取り、煮えたぎる釜の湯を参加者全員へ勢いよく振り浴びせ、無病息災を願います。

佐藤宮司の奥様と娘さんは、神職の資格を取得されたと聞き、娘さんにその理由を尋ねると、「普段は明るく楽しい父が、神事に真摯に向き合う姿を見て、改めて尊敬の念を抱いたから」と教えてくれました。今回の湯立て神事での付き添いも、巫女ではなく(資格を持つ)娘さんだからこそ務められる、特別な役割なのだそうです。

最後は餅まきの時間です。夕方の時間帯ということもあり、子どもたちも集まってきました。神楽殿と本殿からたくさんの餅やお菓子が撒かれ、境内は熱気に包まれました!

先代宮司の厳格な教えを守りつつ、ご家族の献身的な助けを受けて無事に奉仕を終えた佐藤宮司。「皆の支えがあったからこそ」と語るその表情には、感謝の思いが溢れていました。

「来年はさらに完成度を高めて、皆様をお迎えしたい」と前を向く佐藤宮司。 その言葉を象徴するように、保存会では若手メンバーが初めての太鼓奉仕を務め、力強く清々しい音色を響かせました。地域で舞い、奏で、支え合う。村上の伝統は、十月の例祭に向けて、明るく次代へと引き継がれていきます!

「七百餘所神社」はこちら。

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