【八千代市】小さな一歩から始めます。新川千本桜の会の「菜の花畑整備計画」始まりました!
八千代市内の新川沿い、農業交流センター近くの八千代橋左岸(島田側)に、「新川千本桜の会」が新たに菜の花畑作りに挑戦します!
この場所は、元々20本以上の桜の木が植えられていましたが、県の護岸工事により撤去された経緯があります。新川の沿岸は県の管理下にあるため、県の事業が優先されます。しかし、そうした背景があるからこそ、千本桜の会のみなさんは桜並木の環境保全に努めてきました。
今回は試験的に、全長20m、幅1.5mという小さな土地からスタート。桜の再植樹を待つ間に、この場所を菜の花で彩り、市民に喜んでもらいたいという会の皆さんの想いが込められたプロジェクトの第一歩として、2025年8月31日(日)に土壌整備作業が始まりました。
この日も朝から熱中症アラートが発令されるほどの猛暑。刺すような日差しと、作業によって上がる一方の体温に誰もが苦戦する中、参加者は夢のために汗を流しました。
中でも、ひときわ目を引いたのが、会で「最若手にして最大の戦力」と呼ばれる、大学を卒業したばかりの青年です。今回のチラシも彼が作成してくれたんだそう。
彼は日頃からさまざまなボランティア活動に参画しており、八千代市内の子ども食堂にも参加。会の皆さんは若手の参加を心から大歓迎!
しかし、作業は予想外の難題に直面します。ミニ耕運機を使って土を耕し始めたところ、地面の浅い部分から次々と大量の石や岩が出現。
掘っても掘ってもガラが出る状況に、参加者からは「もし種を蒔いたとしても、根がしっかり張ってくれるだろうか」と心配の声も上がります。
それでも、会の皆さんは決して諦めず、水を撒くなどアプローチを変えながら作業を続行。
この日はひとまず石灰を撒いて土壌整備を終えました。来週、再び土を掘り起こして畑として成長できるかを見極めるそうです。この小さな一歩が、やがて満開の菜の花が広がる大きな夢へと繋がることを期待しています。
「土いじりが好き」「何か新しいことに挑戦したい」「地域のために少しでも力になりたい」といった気持ちがあれば、どなたでも大歓迎とのこと。初めての方、力仕事に自信がない方でもOK。興味のある方はぜひ、チラシに記載の連絡先へ連絡してみてくださいね!
「集合場所(農業交流センター側八千代橋けた下)」はこのあたり。