【八千代市・習志野市】習志野駐屯地の歴史に触れる「空挺館一般開放」で特別な一日を。次は5月24日(土)開催!
広大な緑に囲まれた陸上自衛隊 習志野駐屯地。その敷地内に、落下傘部隊、通称「第一空挺団」の歴史と装備を展示する「空挺館」があります。
普段は関係者以外立ち入りが限られていますが、年に数回行われる「一般開放日」があるのをご存知でしょうか?貴重な展示を間近で見学できる絶好の機会、次回開催は2025年5月24日(土)です!
空挺館は、趣のあるコロニアル風建築。実はこれ、元々は目黒にあった騎兵学校の建物を移築したものなんです。
解体後にこの地で再び組み上げられたという歴史ある建物は2階建てで、入館の際は靴を脱ぐ必要があるので、脱ぎ履きしやすい靴で行くのがおすすめです。
1階でまず目を引くのは、世界各国の空挺徽章が並ぶ一室。これだけの種類の徽章を一度に見られる機会は貴重です。知っている国の徽章を探してみるのも面白いかもしれませんね。
奥に進むと、空挺団が使用してきた歴代のパラシュートが展示されています。素材や形状の変化を見ることで、空挺技術の進化を感じることができます。
さらに、降下訓練時の装備も展示。ここでは、高度約9000mから飛び出すという自由降下の装備を見ることができます。その重さ、なんと約22kg!
そして、一番人気と言っても過言ではないのが、落下傘装着体験コーナー!実際に装備を身につけることができ、空挺隊員の気分を少し味わえます。順番待ちができるほどの人気ぶりなので、体験したい方はお早めに!
2階へと続く階段は、天皇陛下の為に作られたという「帝王階段」。一段一段が低く、歩きやすいように配慮されています。
正面に掲げられた「精鋭無比」の文字は、空挺団の誇り高き精神を表したもの。
階段を上ると、目の前には明治天皇が騎兵隊の訓練をご覧になったという御馬見所が。目黒にあった当時を偲ばせるバルコニーです。
また、この場所では習志野という地名の由来の一つである、篠原国幹少将にまつわる話も紹介されています。
さらに奥へ進むと、パレンバン空挺作戦に関する貴重な資料をはじめ、空挺部隊の歴史、騎兵隊に関する資料、そして悲劇の義烈空挺隊に関する展示などが展示されています。
今年度の空挺館の一般開放日はこちら。
①4月6日(日)終了しました- ②5月24日(土)
- ③7月5日(土)
- ④10月18日(土)
- ⑤11月15日(土)
- ⑥1月24日(土)
- ⑦2月14日(土)
- 開放時間 8:30~12:00(11:30入場受付終了)
駐車場はありません。10名以上の団体での見学は、事前にご連絡くださいとの事。普段はなかなか触れることのできない自衛隊の活動と歴史を、肌で感じることができる「空挺館一般開放」。ぜひ、足を運んでみてくださいね!
「陸上自衛隊 習志野駐屯地」はこちら。