【八千代市】18年の歴史に幕、「菓匠 白妙 八千代中央店」閉店へ
東葉高速鉄道八千代中央駅近くにある和菓子店「菓匠 白妙 八千代中央店」が、2025年3月31日をもって18年の営業を終了しました。地元住民に愛されてきたお店の閉店を惜しむ声が広がっています。
「菓匠 白妙」は、TVチャンピオンで活躍された和菓子職人、髙橋弘光さんのお店で本店は船橋市習志野台。1985年に創業され、今年2025年は40周年を迎えます。八千代中央店は2007年12月にオープンし、18年間地元の人々に愛されてきました。筆者もその一人です。特に地方の方への地元の手土産としてよく利用させていただき、「テレビチャンピオンで殿堂入りしたお店なんです」と伝える時の誇らしさがありました。
公式HPによると髙橋氏は、東京製菓学校を卒業後、「満月」で初業、「香梅」で修行を積みました。1976年の東和会創立25周年記念において、弱冠20歳で「農林大臣賞」を受賞。1990年には日本菓業振興会最優秀技能賞を受賞。1993年には全国和菓子職人選手権でTVチャンピオンに輝き、1997年にはTVチャンピオンで初の8回優勝を達成し、見事殿堂入りを果たしました。
「菓匠 白妙」の和菓子は、厳選された素材と、長年培ってきた職人の技によって作られています。看板商品の「白牛酪餅(はくぎゅうらくもち)」は、搾りたての生乳で作ったミルク風味の上品な餡を、柔らかくなめらかな食感の餅で包んだ創作和菓子です。
国産材を多数使用したという店舗もすっきりと品良く、お店を訪れる楽しみもありました。また、季節ごとに様々な和菓子が店頭に並び、四季をお菓子でいただく幸せもありました。
八千代中央で白妙のお菓子が買えなくなるのは寂しい限りですが、今後は近隣の北習志野本店、またはイオン幕張新都心店、オンラインショップにて「白妙」の和菓子をお楽しみくださいね♪
「菓匠 白妙 北習志野本店」