【八千代市】2025年4月6日開催!オシドリ伝説の寺「正覚院花祭り」秘仏も年に1度、この日だけの御開帳

2025年4月6日(日)、八千代市村上にある真言宗豊山派のお寺「正覚院」にて年に一度の花祭りが開催されます!

正覚院花祭り

今年のお祭りは、八千代市内で唯一の県指定文化財である「木造釈迦如来立像」の指定65周年を記念し開催されるもの。60周年時はコロナ禍だった事もあり、大きく花祭りを開催する事はできませんでしたが、今回は特別なイベントが盛りだくさん!

木造釈迦如来像ご開帳(9時〜17時)

普段は秘仏として厨子の中に安置されている木造釈迦如来立像が、この日だけは特別に御開帳されます。檀家総代の川嶋さんによると「そのお姿、そのお顔立ちは本当に素晴らしく荘厳な姿。ぜひ多くの方にご覧いただきたい」との事。

正覚院花祭り

画像提供:正覚院

この如来像は「清凉寺式釈迦如来立像」とも表現され、京都にある「清凉寺」に伝わった釈迦如来立像を模して作られた仏像の様式。檀家総代の川嶋さんいわく「お顔立ちがとっても特徴的」との事。実際に見てみたくなりますよね!年に一度という事もあり、中にはかなり遠方からいらっしゃる方もいるんだとか。

正覚院花祭り

画像提供:正覚院

甘茶かけ(10時〜)

色とりどりの花で飾られた花御堂(はなみどう)に、生誕時のお釈迦様のお姿(「天上天下唯我独尊」と示したお姿)である誕生仏を安置します。参拝者は誕生仏に甘茶をかけて、お釈迦様の誕生をお祝いします。甘茶の優しい香りに癒されながら、穏やかな気持ちでお参りしましょう。

正覚院花祭り

画像提供:正覚院

講演会「釈迦如来立像・正覚院について」(11時05分~)

この日は八千代市立郷土博物館主任学芸員を務められ、現在は七百餘所神社の宮司でらっしゃる佐藤誠さんによる正覚院や釈迦如来像について興味深いお話も聞けますよ!宮司さんがお寺で講演会?!なんだかとっても興味深い組み合わせですよね!佐藤宮司が学芸員だった頃に郷土資料館で「正覚院展」を企画した事から、今回のご縁となりました。宗旨は違えど、お寺も神社も、地域を思う気持ちはひとつです。

七百餘所神社

画像提供:七百餘所神社

八千代の昔ばなし(12時50分〜)

正覚院は、「オシドリ伝説」でも知られるお寺です。その昔、この地に住んでいた平真円という人物が、阿蘇沼でオシドリのオスを射止めたところ、その夜、メスのオシドリが人間の姿となって真円の家を訪れ、歌を残して去っていったという伝説が残っています。真円は、この出来事をきっかけに殺生を悔い改め、正覚院を建立したと伝えられています。遠い昔に思いを馳せながら、ご参加くださいね♪

正覚院花祭り

その他にも村上小学校による合唱・吹奏楽演奏や、紙芝居、出店、お茶席など、境内では様々な催しものが開催され、やっちも登場予定です!

正覚院花祭り

お練りやお護摩の配布などもある、年に一度の貴重な機会です。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

正覚院花祭り

画像提供:正覚院

そしてぜひ正覚院の向かいにある弁天様にも足を運んでみてください。

正覚院花祭り

鳥居に寄り添うへびのようにうねった木はなんと「藤のつる」!こちらも一見の価値ありですよ〜!

正覚院花祭り

「正覚院」はこちら。

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