【習志野市】最高の眺めと最高の料理と思い出の場所「銀座アスター 津田沼賓館」モリシア閉館に伴い閉店
モリシア津田沼レストラン棟11階の「銀座アスター津田沼賓館」。公式HPによると銀座アスターそのものの創業は昭和元年(1926年)で、今からなんと99年前!津田沼賓館の店長・大川さんによると、このお店も今年で46年になるんだそう。古い歴史を持つ老舗中華の名店です。
筆者が訪れたのは平日の2時近く。ランチには遅い時間でしたが、お店はほぼ満席。聞けば、開店前から待っている方もいらっしゃるんだとか。ウェイティングのソファにも風格を感じますね!
津田沼賓館の構成は、東京方面の景色が楽しめるフロアと千葉・幕張方面のフロアが楽しめる2つのフロアが通路で左右に分かれています。
こちらは東京方面側のフロアです。
この日は運良く、千葉・幕張側の、眺めの良い窓側のお席に通していただけました。窓からの眺め、最高です!
こちらのフロアには半個室などもあり、気の置けないお友達や大切な話がある時の会食にはぴったり。
閉店に向けての謝恩ランチコースなどもあり悩むところですが、お店の看板メニューでもあるアスター麺を注文。
クラシックピアノ音楽が流れる店内。男性二人組はワインを片手に談笑し、女性二人組は昨今のニュースについて語りあっています。そのうちのお一人がそろそろお会計、という時に「私達もこういうところに来られるようになったのね」としみじみ話されていて、やはりここは特別感のあるお店なのだということを再認識。
注文してから品が来るまで、それほど時間はかかりませんでした。ランチタイムなので素早く提供されるのは嬉しい限り。とろみのついたスープ、見た目は醤油味のようですが、一口いただいてみると、醤油だけでなくもう一つ、何か、慣れ親しんだ味。なんだろう・・・と考えながら食べ進めます。
細めのストレート麺は、とろみのあるピリ辛のスープとの相性◎。具材は素揚げのエビ、袋茸、青梗菜、白菜、豚肉、筍、ねぎ、しいたけ、しめじなど。綺麗な写真がたくさん掲載されている、まるで料理本のようなメニューを読みながら食べ進めていると、先ほどのクエスチョンの答えが書いてありました。なんと4種のブレンド味噌が隠し味だったようです。
食事を終えて中国茶をいただきながら、窓の外の景色を楽しんだり、銀座アスターに家族で来た時の思い出を辿ってみたりするひととき。
最高の眺めと、最高の料理と、思い出の場所を提供してくれた銀座アスター津田沼賓館。46年間、ありがとうございました。閉店の3月30日まであと1ヶ月。思い出を辿りに、また最後の思い出作りに足を運んでみてはいかがでしょうか。本日よりファイナルセール第3弾も開始され、各種イベントも開催中です。こちらもぜひお立ち寄りくださいね♪
「モリシア津田沼」はこちら。