【習志野市】習志野市内で進行中の謎のプロジェクト?!「実籾”つなぐ”プロジェクト」とは?
習志野市内では、「実籾”つなぐ”プロジェクト〜スポーツの力で誰もが活躍できる社会を目指す〜」という、ちょっと聞き慣れないプロジェクトが進行中です。実はこのプロジェクト、実籾高校の生徒たちが主体となって、地域や様々な人たちとつながり、スポーツの力を借りて社会貢献を目指す、とてもユニークな取り組み。
昨年、初めてスタートしたこのプロジェクト。昨年は実籾高校、オービックシーガルズ、千葉商科大学、習志野商工会議所が力を合わせ、オービックシーガルズのグッズ開発に挑戦。プロジェクト名は「CUC実籾オービック戦隊ソーセージャー」!。高校生ならではの斬新なアイデアがたくさん生まれました。
今年はさらにパワーアップし、実籾高校、オービックシーガルズ、千葉商科大学、実籾パークサイドハウス、NPO法人おりがみ、実籾商店街が連携し、2024年10月末から講演会やスポーツを通じた活動など、多岐にわたるプログラムが複数回開催されました。
10月29日 【SDGsとつなぐ(SDGs講演会)】&【社会とつなぐ(NPO講演会)】
千葉商科大学の手嶋教授のSDGsに関する講義では、世界の課題を理解し、多様な人々と共存するための意識と行動について学ぶ良い機会となりました。
NPO法人おりがみの都築さんによる出張講義では、生徒たちは社会課題解決の取り組みについて学びました。
11月7日【目の前とつなぐ(実籾パークサイドハウス講演会)】&【チームビルディング・リーダーシップを学ぶ(オービックシーガルズ・千葉商科大学生講義)】
実籾パークサイドハウスの藤堂施設長の講義では、児童福祉の現状やパークサイドハウスの取り組みについて学びました。生徒たちは、身近な問題に気づき、児童福祉の課題を深く理解する機会を得ました。自分たちで課題と向き合い、何ができるのかを考えるきっかけとなった講義。
オービックシーガルズ& 千葉商科大学生の講義では、次回行われる「フラッグフットボール」におけるチームビルディングやリーダーシップについての説明およびオリジナルルールの説明がなされました。
11月14日【スポーツでつなぐ(フラッグフットボール大会)】
これまでの講義の集大成ともいえるフラッグフットボール大会。各クラス2チームに分かれ、一人5分程度、全員が最低1回はプレーできるようにするのが基本。この日は実籾パークサイドハウスの職員さんや、
オービックシーガルズの私設応援団長の織戸さんに実籾商店街からは竹谷さんも参加。
オービックシーガルズからは豪華な助っ人も!タイラー選手・デクスター選手・ホールデン選手・渡邊選手です。
グランドはすでに千葉商科大学サービス創造学部スポーツビジネスプロジェクトの学生達が準備してくれており高校生達は試合を始めるのみ!
腰にフラッグ(タオル)を装着する為、上の衣類をしっかりと下のズボンに入れるのが正装。いよいよ試合開始です!
こちらのチームは息の合ったパス回しから、ボールをキャッチしてそのままタッチダウンへ!見事得点となりました。
担任の先生からアドバイスをもらうチームもあれば、
自分達で作戦を練るチーム。
オービックシーガルズのプロ選手からのアドバイスも受けられる貴重な経験も。
どんどん上手になっていく生徒たち。迫力ある試合がそこかしこで展開されていました。
オービックシーガルズの助っ人選手と、試合の合間に記念撮影!一生懸命英語でコミュニケーションを取ろうと頑張る生徒達の姿が印象的でした!
最後は特別試合として、オービックシーガルズ×実籾パークサイドハウスチーム対実籾高校選抜チーム(自薦)の真剣勝負!
大人たちに負けないガッツのあるプレーを見せた実籾高校チームでした!
試合の後は、順位の発表とMVPの発表があり、優勝チームには実籾商店街の「メロンラボ×デニッシュラボ」さんから「あのメロンパン」の無料券(目録)、準優勝チームには「やまだ商店」さんから「唐揚げ」の無料券(目録)が贈呈されました。このプロジェクトに携わる実籾高校吉浦先生は「色々な”つながり”で実現した、新しい”つなぐ”がうまれるとてもいい行事となった。昨年、今年と関わってくださった各団体の方々の協力あってこそ。このプロジェクトが3年生が社会に出る一歩前の、貴重な経験になれば」と語ります。
高校生活最後の年に、貴重な時間を費やしたこのプロジェクト。社会に出る前に、大人たちとの交流やプロ選手とともにスポーツをした経験が生徒たちにとって大きな財産になるといいですね。実籾高校の地域社会との連携を深める積極的な活動に、今後も注目していきます!
(※このイベントは撮影許可済みです)
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