【八千代市】老舗の町中華「栄香楼」今年で創業50周年!赤字覚悟のお客様感謝祭は11月17日(日)!
2024年11月17日(日)、八千代市内でも老舗の町中華として有名な「栄香楼」が1日限りの開店50周年記念感謝祭を開催!
創業当初から変わらない味が、創業時の特別価格でこの日はなんと
- ラーメン300円
- ギョーザ200円
- ライス100円
で提供されます!日頃お店に来てくださる方へ、また、まだ来たことのない方にはこれを機に足を運んでもらいたくて開催される感謝祭です。
栄香楼は1974年、わずか25坪の土地から始まりました。オイルショックという逆境の中、現会長の相澤香さんが地域の人々の暮らしに寄り添い歩んできた50年の歴史を、お伺いしました。
会長の香さんは小さな頃から食べることが好きな少年で、商業高校へ進学したあたりから飲食・サービス業に就きたいと考えていました。卒業後は様々な飲食店で腕を磨き、当時、千葉で行列のできる台湾料理のお店に弟子入りした時に中華でお店を持つことを決意。現在のお店の場所が、駅ができるという話もあり(京成大和田駅)、土地を購入しお店を始めます。
とはいえ、開店した50年前はちょうどオイルショックの混乱の中。開店資金もいろんな人の力を借りなんとかOPENにこぎつけたものの、これからどうなるかまったく読めない中、とにかく潰すわけにはいかないという思いで働いたんだそう。
それから7〜8年経ち、お店も軌道に乗り隣地を買い足しお店を拡張。広くするとそれだけお客さんも増えたことから、当時別のお店で料理の修行をしていた息子さん(守さん)に入ってもらい、家族みんなでお店を盛り上げていく体制に。
2代目となる守さんは当時、帽子の長いコックさん(フレンチなど)に憧れていたものの、実際に栄香楼の厨房に立ち、フレンチも中華も「料理を作る」工程は一緒だということに気づいた時、自由にメニュー開発などもできる自営業の楽しさにやりがいを見出しました。
今回特別価格で提供される餃子は、やや大ぶりでもっちりの皮に餡がたっぷり。餃子のおいしさはもちろん、自家製の味噌だれがこれまた美味しいんです♪実はこのタレ、別売りされるほどの人気でチャーハンにかけても美味しいんですよ!
会長の香さんと店長の守さんは今でもメニュー開発に余念がありません。時間の許す限り、共通の趣味であるバイクにまたがり、あちらこちらへツーリングしながら味探訪に出かけるんだそう。長年のキャリアから、市場での仲買人さんからの信頼も厚く、良い素材を調達してもらえるように。
コロナ禍では怖くて外に出られないけど栄香楼へ食べに行きたい高齢の常連さんのために休業という選択肢は無く、行政の出す対策を全て講じて営業を続けました。「少しでも暖かいものを食べて栄養をつけてほしい」という気持ちひとつだった、香さんと守さんは語ります。
感謝祭当日はラーメン・ギョーザ・ライスのみの提供となりますが、ここでちょっとそんな常連さんにも人気のメニューをいくつかご紹介!
こちらは看板メニューでもある「広東麺」。「八宝菜」がまるまる乗ったような野菜の多さに驚きです!野菜の旨みが染み出した美味しい醤油ベースのスープがじんわりと体に染み込み、これからの肌寒い日は、この広東麺を思い出さずにはいられなくなりそうな一品。
ニラレバ炒めも野菜はシャキシャキ!ちょうどよい味付けのレバも片栗粉でコーティングしてあるので嫌な臭みはありません。
そしてやはり「チャーハン」ははずせません。たまご、ねぎ、ハム、チャーシュー、にんじん、グリンピースの具材が嬉しい、昔ながらのチャーハンは優しいお味。お腹に余裕のある方はぜひ餃子と一緒に頼んで、餃子のタレで味変を楽しんでみてくださいね!
現在の店主である2代目の守さんは、先代の想いを受け継ぎ、半世紀にわたって地元の人たちに親しまれてきた味を守り続けています。50年の歴史を誇る栄華楼は、これからも変わらぬ味と新しい味と心のこもったサービスで、訪れる人々を温かく迎えてくれます。
お店の前と横に停められる広々駐車場(約20台)も完備ですので車ユーザーも方も駐車場の心配ありません♪ぜひ11月17日(日)は開店記念感謝祭へ足を運んでみてくださいね!「11時〜14時がピークになるので遅い時間が狙い目」とのことですよ〜♪
「栄香楼」はこちら。