【習志野市】習志野市の企業が集まり消火競技大会! 「第46回 屋内消火栓消火競技大会」開催されました
2024年10月22日(火)、習志野市中央消防署内 習志野市消防訓練センターにて「第46回 屋内消火栓消火競技大会」が開催されました。
これは、「屋内消火栓」を災害発生時に実際に活用できる技術を身につけ、自衛消防活動を推進するために開催されています。
参加するのは「習志野市防災協会」に加入している企業で、今年は7社10チームの参加でした。
以前は「習志野市危険物安全協会」という名称でしたが、危険物を取り扱う施設が少なくなり一般企業が増えてきたこともあり、「習志野市防災協会」に名称変更したんだそう。
この競技大会を簡単に説明すると、決められた役割の人員構成(3名)で出場。服装においても規定があります。
「◯◯◯自衛消防隊、ただいまより競技を開始します」「操作始め!」の合図で競技開始。まず一人の人員が消火器を使用して小さい標的を倒します。
別の人員は、屋内消火栓による放水準備に入り、大きな標的に向かって放水。
2箇所ある大きな標的をどちらも倒した時点でタイムストップ。一連の動きを速やかにかつ正確に行わなければなりません。
以前は消火栓のみの競技だったものの、実際の火災現場では、まず消火器を数本使用して鎮火できない場合は消火栓を使うだろう、ということを鑑み、「消火器+消火栓」という競技スタイルになりました。
これは実は初めての試みなんだそうで、聞くところによると、毎年出場しているチームも今年はドラム缶などを使用して今大会と似たような状況を作り出し、練習に励んだんだそう。
競技大会なのでトロフィーもあります。第46回という歴史ある大会です。
女子の部と男子の部がありますが、男子の部は男女混合のチームも見受けられました。こちらは津田沼中央総合病院チーム。女子の部で1位、男子の部で2位に!近年の優勝候補です。
こちらは男子の部で昨年に続き今年も1位に輝いた竹中工務店Aチーム&Bチーム。平均年齢を聞くと24歳くらいとのこと。競技中にコックの捻りが足らず放水がすぐに始まらないアクシデントもありながら機敏な動きでカバー。チームワークの良さも伺えました。
今回の競技大会では、どのチームも正確な動作と人員の連携力を発揮し、白熱した戦いを繰り広げました。今回の大会で得られた経験を活かし、各企業はさらなる防災意識の高揚と、より実践的な訓練に取り組み、また来年の大会参加へつながることでしょう。
参加企業の皆様、撮影にご協力いただきありがとうございました!
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