【習志野市】さようなら、58年の歴史あるレトロ局舎!「習志野大久保郵便局」が2024年11月5日(火)お引越し
2024年10月、郵便関係で3つのトピックがありました。まず一つは郵便料金・レターパックの料金が値上がりすること。ハガキは63円から85円に。郵便は84円と94円がどちらも110円に。
レターパックの料金も変わります。差額分は切手を貼って対応できるようです。
二つ目はテレビニュースやワイドショーでも紹介されていた「大谷翔平プレミアムフレーム切手セット」の予約申し込み開始。自分たちの時代にベーブルースの記録を塗り替える日本人選手が出るなんて、素晴らしい事ですよね!
三つ目は、地域にとってのトピックです。それは昭和41年7月に開局した「習志野大久保郵便局」がお引越しすること。移転先は徒歩数十歩と、目と鼻の先なので郵便局移転に伴い「いつもの郵便局」がなくなってしまう、ということにはならないのでご安心を♪
このレトロな佇まいの「習志野大久保郵便局」は今年開局58年を迎えました。あと2年で60周年だったのですが、耐震性能の観点から、この建物で大きな地震や災害があった場合に「お客様や従業員を守ることができないかもしれない」という先代の局長の思いから、移転計画は進められていました。そのバトンを受け継いだのが現在の局長で4代目となる田原局長です。
田原局長は、入社25年目。これまでに色々な郵便局で思い出深い利用者さんと接してきました。言葉はきつくとも自分が異動になる時に涙を流して送り出してくれた方、90歳過ぎの高齢の方が「あんたのとこ(郵便局)からお手紙(満期のお知らせ)が来たから」と雪かきするほどの大雪の日に来てくれた事を思い返し「家族のような人たちばかりでした」と懐かしみます。
新しい局舎は外観はほぼ出来上がっていて、開局日の11月5日(火)を待つばかり。駐車場内にも白線が引かれました。以前はコンビニだったこの地。しばらく空き地でしたが、ご近所の方の間では介護施設・再びコンビニ・コインランドリー・スーパーなどの予想が立てられていたようです。
旧局舎は車道ぎりぎりの場所で、段差もあった事から、
新局舎にはスロープも設けられました。郵便ポストも設置され、
ATMの看板も取り付き、新しい郵便局ができるんだな、とわかるところまで来ました。
旧局舎には移転のお知らせと求人情報も掲示されています。
58年間の歴史の詰まった局舎とお別れするのはお名残惜しいものがありますよね。何か古いものはありますか?とお尋ねしたところ、先代局長がこちらを特別に見せて下さいました。これは昭和の時代に使用されていたもの。かなり時代のついた、いわば「お宝物」。
昨年のクリスマスにはポストにこんな装飾を施してくれ、街の人たちを楽しませてくれた習志野大久保郵便局の皆さん。新しい局舎で、これまでと変わらぬお付き合いが始まります。旧局舎は11月1日までの営業です。この日は年賀状の販売日。年賀状を買いに行きがてら、もしくは「大谷翔平プレミアムフレーム切手セット」の予約をしに、訪れてみてはいかがでしょうか。新局舎は11月5日(火)から営業開始です!
習志野大久保郵便局(11月1日まで営業)はこちら。
習志野大久保郵便局(新局舎・11月5日より営業開始)はこのあたり。