【八千代市】この花は何の花?小さく可憐で一面に広がる真っ白でふわふわな世界。満開の景色は圧巻!
2024年初夏、大輪で鮮やかな美しいバラの花が見頃を過ぎる頃、小さく可憐で清楚な花が一面に広がる場所があります。その真っ白でふわふわな世界に咲くのはなんと「そばの花」。満開の景色は圧巻です!
ここはやちよ農業交流センターの近くにある荻原園芸さんの蕎麦栽培圃場。
荻原園芸さんといえば「のぶ蕎麦」や、やっちブランドセレクションでグランプリを受賞したそば焼酎「八右衛門」でおなじみの蕎麦農家さん。
荻原さんは島田地区の遊休農地でそばを栽培。半なま麺の「のぶ蕎麦」は道の駅やよったいよなどで販売されているので見かけた事があるかもしれませんね!
先祖代々八千代で農家を営む家に生まれた荻原さん。大学卒業時には他の道も考えた事もありましたが、最終的にこの道を選びました。現在では広大なそば畑をほぼ一人で管理しています。
筆者はそばの畑を見るのは初めてでしたが、そばの花をちゃんと見るのも初めて。真っ白で可憐な小さな花が集まって咲くその姿はとても可愛らしく、時折蜜を求めてミツバチが飛んできたり。
そばの花の下に、黄緑色で三角形のつぼみのような、ツンととんがった種のようなものがおわかりでしょうか?これが「そばの実」です。
小さな5枚花の集合体が一面に広がる満開の景色は圧巻!
荻原さんは蕎麦だけでなく、実はキウイフルーツの栽培もしています。八千代市内の学校給食に出てくるキウイは、荻原さんが手塩にかけたキウイかもしれません♪
今は、キウイの花から実へと成長する時期。うっすら産毛が生えているのがお分かりでしょうか?これから大きく成長していき、食べごろになるのは11月頃なんだそう。今頃から11月頃まで出回るのは輸入品で、秋に国産のキウイとバトンタッチという事です。
「山ぶどうもあるんだよ」と見せてくれました。まだまた小さく固そうな果実。こちらも旬は秋です。
この真っ白な景色は6月上旬までは楽しめるとの事です。可愛らしいそばの花、愛でにいってみてはいかがでしょうか。
荻原園芸蕎麦栽培圃場はこのあたり。