【習志野市】4年ぶりの開催!「あんばさま」は菊田神社に子ども達の笑顔が集う地域のお祭り
2024年3月10日(日)、4年ぶりとなる「あんばさま」が好天のもと、菊田神社にて開催されました!
世話人の方のお話によると、古い時代にこの近辺に疫病が流行。茨城県の大杉神社のお札を行商人が持ち帰ったところ、疫病が収まった事がお祭りの由来との事でした。現在、菊田神社の境内には大杉神社の分霊が祀られています。
このお祭りが地域にとって大切なお祭りである事は、世話人の方々が着ている法被からもわかります。これは、この1日の為だけの法被なのです(大杉神社の名入り)。
午後1時になり、神事が始まりました。昨年は神事のみ執り行われ、山車は車に乗せて町内を1周したんだそう。今年は完全開催です。
子ども達の着る赤い法被は、町内の子どもでなくても受付に申し出れば貸して頂けるとのことでした。法被を着ると大人も子どももぐっと気持ちが高まりますよね!
御神酒がわりに配られるのは、オレンジジュースです。
神事も終わり、いよいよ山車を引きながら練り歩きがスタート。4カ所の休憩所を巡りながら約2時間程度かけて町内を回ります。休憩所ではそれそれお菓子が用意されているようで、すべてまわると結構な量になるんだとか。そのお菓子を入れるためにリュックで来ているのは、まさにベテランの子どもたち。
先頭を行くのは、菊田神社囃子連の車両。
お囃子に興味がある人は「菊田神社囃子連」のXを登録してみてはいかがでしょうか。こちらのXではあんばさまのお祭りの由来が動画アニメで紹介されていますよ!
大杉神社の名の入った山車。
いよいよ出発します。
山車には太鼓をたたく子どもが乗り、最後方はブレーキとなる大人がつきます。
太鼓や笛の音色も賑やかに、道中を進んでいきます。
子どものお祭りのために忙しいのは大人です。先の先へ進んで交通整理をする為に、走る走る!
1カ所目の休憩所は京成津田沼駅そばの、線路横にある牛頭天王宮(八坂神社)。お菓子を用意して子ども達が来るまでスタンバイです。
他3カ所を回る、約2時間の練り歩きです。菊田神社に子ども達の笑顔が集う地域のお祭り「あんばさま」来年もお天気に恵まれると良いですね!
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